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中國監督界、賈樟柯監督らの映畫祭辭退を支持

発信時間: 2009-07-24 | チャイナネット

第58回メルボルン國際映畫祭での「東トルキスタン」民族分裂分子に関するドキュメンタリーの上映に抗議するため、中國の賈樟柯監督と趙亮監督が映畫祭を辭退した。これに対し中國監督界は、2人の監督の行動を支持することを表明し、映畫祭の主催側を厳しく非難している。

賈樟柯氏がプロデューサーを務める、香港の唐暁白(エミリー?タン)監督による映畫「完美生活」、賈樟柯監督の「河上的愛情」と中國大陸部の趙亮監督の「上訪」の3本の映畫がメルボルン映畫祭で上映される予定だった。しかし、主催側が民族分裂活動を行う「世界ウイグル會議」主席のラビア?カーディル氏のドキュメンタリーを上映し、カーディル氏本人をメルボルン映畫祭に招待することを計畫し、中國の監督はそれに抗議するため、今回の映畫祭には出席せず、映畫の出展を撤回することに決めた。

それに対して、全國政治協商會議委員、中國電影家協會の李前寛主席は、「中國電影家協會は第58回國際メルボルン映畫祭組織委員會のやり方に対し、この上ない驚きと怒りを感じ、強く非難する。私たちは斷固として賈樟柯監督と趙亮監督の行動を支持する」と語り、中國電影家協會は事態の進展に注目し、相応の措置を採ると示している。

「こういったことは國家の統一と関連し、いかなる議論の余地もない。斷固としてこの2人の監督を支持する。メルボルン映畫祭組織委員會のやり方は公然とした挑発だ」と、馮小寧監督は怒りを露にしている。

四川省でロケを行っている馮小剛監督は、「映畫祭は世界の映畫界の人びとが諸國の文化と蕓術を展示する交流の舞臺で、正義を示すべきだ。組織委員會がこのような政治のペテン師を招待するということは、文化の宴を政治の茶番劇とするだけでなく、映畫祭のブランドを破壊することにもなる」と話す。

反テロを題材とした映畫の準備を進めている香港の唐季禮(スタンリー?トン)監督は、この話を聞いて非常に驚いたという。「映畫祭でテロリストの映畫を上映するのは極めて不當なこと。私でも辭退する。今、世界はテロを反対しており、オーストラリアもそれに參加している。メルボルン國際映畫祭でこのようなことが起きて殘念で仕方がない」と語った。

中國テレビドラマ監督業務委員會の會長で、著名監督の陳家林氏は、「怒りと遺憾の意を示すほかに、私たち中國の監督は何か行動を起こすべきだ。反テロを題材とするドキュメンタリーを撮り、カーディル氏などの民族分裂分子の犯罪行為を徹底的に暴き出そう」と呼びかけている。

「チャイナネット」 2009年7月24日