『紅夢(mèng)(大紅燈篭高高掛)』(1991年)
監(jiān)督:張蕓謀
キャスト:鞏俐、馬精武、何賽飛
原作は蘇童の中編小説『妻妾成群』。「一夫多妻制」の封建制度下の家族に橫たわる軋轢と人間模様、この中で生き殘るために守るべきルールを描いた。ストーリーはヒロインの頌蓮を中心に展開。陳家のような家のしきたりを知らない頌蓮は、陰鬱な屋敷で繰り広げられる、互いの腹を探り合う密かな爭(zhēng)い中で、自分の居場(chǎng)所を確保しようとする。だが、次第に性格が歪み精神に異常をきたしてしまうのであった。
「チャイナネット」 2009年7月24日