2010年米アカデミー賞外國語映畫賞のノミネート選考審査が進められており、注目を浴びていた「花の生涯~梅蘭芳~」が選考から外れ、「レッドクリフ」と公開前の「建國大業」への期待が高まっていることが明らかとなった。
映畫「建國大業」
2010年米アカデミー賞外國語映畫賞にノミネートされる映畫は、次の條件を満たさなければならない。臺詞が英語でなく、2008年10月1日―2009年9月30日の間に公開され、映畫館での上映日が7日を超える映畫である。また、各國?地域から1本しかノミネートされない。現在、韓國ではウォンビン主演の映畫「mother」、臺灣からはレオン?ダイ(戴立忍)監督の「あなたなしでは生きていけない(不能沒有你)」がノミネートされているが、大陸部と香港からは現時點で決まっていない。
「花の生涯~梅蘭芳~」はコストの高い映畫だが、これまで各國際映畫祭で賞を一つも手にできなかった。「花の生涯~梅蘭芳~」の落選が決まった後、ほかの2本の話題映畫「レッドクリフ」と「建國大業」に熱い注目が集まっている。「レッドクリフ」には大陸部からも香港からも投資があったため、大陸部と香港のいずれも代表することが可能である。「レッドクリフ」の関係者は、「建國大業」などの話題映畫との衝突を避けるため、香港映畫として參加する可能性があるとしている。
チャン?ツィイーなど史上最多の人気俳優を集めた「建國大業」はまだ公開されていないが、その公開日はちょうど米アカデミー賞の規定條件を満たしているため、最も期待される映畫となった。「建國大業」の関係者は、「まだ最終的には決まっていない。すべては中國映畫グループ(中影集団)と指導者の決定に任せる」と話す。
「チャイナネット」 2009年8月14日