このほど開催された「全國鳥類標(biāo)識調(diào)査(バンディング)工作総括表彰式」において、中國における2008年鳥類標(biāo)識調(diào)査対象種は約430種、調(diào)査対象數(shù)は約31萬羽と過去最高を記録、7年連続アジアの首位に立ったことが明らかになった。
林業(yè)専門家によると、鳥類標(biāo)識調(diào)査とは、金屬製や色つきプラスティック製の足輪などを個別識別のために鳥につけて放し、その後の観察や回収を通じて、鳥類の移動について研究する方法を指す。科學(xué)研究者(バンダー)は、この手段によって、各種鳥類の移動法則やルート、越冬地、繁殖地など生態(tài)生物學(xué)上の特性に対する理解を深めることができる。
中國で2008年に回収された鳥類標(biāo)識調(diào)査の対象鳥類は17種、鳥類の移動法則研究用資料がさらに増えた。また同年は、黒龍江新青林業(yè)局鳥類標(biāo)識調(diào)査ステーションにおける調(diào)査対象數(shù)が國內(nèi)で初めて10萬羽を上回った。
中國には現(xiàn)在、41部門が44地區(qū)で鳥類標(biāo)識調(diào)査活動を行っている。このうち、東北?黃海?渤海灣の地區(qū)の標(biāo)識調(diào)査対象數(shù)は18萬9千羽と、全體の93.5%を占める。黒竜江省では12部門が鳥類標(biāo)識調(diào)査を?qū)g施しており、標(biāo)識調(diào)査対象數(shù)は約21萬羽と、中國の鳥類標(biāo)識調(diào)査対象數(shù)が最も多い省だ。
中國の鳥類標(biāo)識調(diào)査は1982年にスタートした。現(xiàn)在までに、約700種の鳥類標(biāo)識調(diào)査が実施され、調(diào)査対象數(shù)は230萬羽に達(dá)した。
「人民網(wǎng)日本語版」2009年5月15日 |