中國野生動物保護協(xié)會とイギリスのスコットランド?ロイヤル動物學會は今年初め、ロンドンでパンダ保護研究協(xié)力の取り決めに署名し、今年秋から中國のパンダ「ティエンティエン(甜甜)」と「ヤングアン(陽光)」がスコットランドのエジンバラ動物園に貸與されることになった。2頭のパンダは、17年ぶりにイギリスに定住する中國のつがいのパンダとなる。
しかし、イギリスのある動物保護組織の擔當者はマスコミに対し、「イギリスが中國からパンダを借り受けることは、動物からの搾取と大した違いはない」との考えを示した。一部のイギリスメディアも、「パンダに笹を與えるのに、毎年7萬ポンドの費用がかかる。その費用は政府が負擔するため、パンダ借り受けはイギリスの納稅者のお金を無駄にすることになる」と指摘した。
それに対し、在イギリス中國大使館の報道官は英BBCに寄稿し、環(huán)境保護組織の擔當者の発言は事実と異なるうえ、適切でないとし、「パンダがエジンバラ動物園に定住することは両國國民の友好を意味し、パンダの野外生存能力を高めることもできる」と説明した。
エジンバラ動物園は、2頭のパンダの借り受けにおいて、納稅者は負擔する必要がないことを明確にしている。動物園はスポンサーを見つけることができるほか、スコットランドの気候はパンダが生息する中國西南部の自然環(huán)境と類似しているため、パンダの繁殖にも有利だという。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2011年2月10日