國連気候変動枠組條約第28回締約國會議(COP28)中國コーナーサイドイベントが30日、アラブ首長國連邦のドバイで開幕した。「北京の気候変動対応と汚染物質及びCO2排出削減の行動と成果」をテーマとするイベントでは、北京の汚染対策及び気候変動への積極的な対応の措置と成果が共有された。
北京市生態環境局の陳添局長はあいさつの中で、「北京市は気候変動に積極的に対応し、大気品質の改善を急ぐため、『グリーン北京』発展戦略を策定し実施した。汚染物質とCO2の削減に的を絞り、CO2排出量を大幅に減らすと同時に、生態環境の質も目に見えて改善された。都市の持続可能な発展の能力が大幅に強化された」と述べた。
陳氏はさらに、「北京市のGDP1萬元あたりCO2排出量は10年間で5割弱減少した。炭素排出の総量が大幅に減り、現在は全體的に安定した段階にある。また生態環境の質改善にも歴史的な進展があり、微小粒子狀物質(PM2.5)の年平均濃度が累計で66.5%低下した」と続けた。
出席者は北京市の炭素市場の建設、低炭素先進技術イノベーション、水素エネルギー及び風力発電の発展、企業のグリーンで低炭素な行動などの議題をめぐり熱心に議論した。
COP28の開催期間中、中國コーナーは中國の気候変動対応の政策及び行動、気候変動対応の國際協力、グリーンで低炭素な発展などの內容をめぐり、100回以上のサイドイベントを開催する。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2023年12月1日