1934年から1936年までの2年間に、中國労農赤軍の主力部隊は長江南北の各革命根拠地から陝西?甘粛の革命根拠地へ大規模な戦略的移動をおこなった。1934年10月10日、中國共産黨中央、中國労農赤軍中央革命軍事委員會は中央赤軍の主力である5つの主力軍団及び中央と軍事委員會機関直屬部隊合わせて8.6萬余人を率いて江西省の瑞金、古城などの地から長征の途についた。
1936年10月9日と22日、赤軍の第四、第二方面軍は甘粛省の會寧県の県都と靜寧県の將臺堡でそれぞれ第一方面軍と合流し、長征は全面的な勝利で終わりを告げた。中國労農赤軍の長征の勝利は人類史上の奇跡でもある。赤軍はこの二年間に、14の省を転戦し、國民黨軍數十萬人の包囲追撃や阻止作戦を突き破り、困難をきわめた試練に耐え、ついに戦略的移転の勝利を勝ち取った。長征は中國革命の大本営を西北地域に移し、抗日戦爭と中國の革命事業の展開のための條件を作り出した。
「チャイナネット」2006年9月