中國は今後、燃料油稅徴収の実施を含めた六つの稅制改革に取り組むことになっている。
これは、中國財(cái)政部の樓継偉副部長が11月29日、財(cái)政部全國稅政會(huì)議で明らかにしたもので、「新しい時(shí)期の中國の稅収を確保すると同時(shí)に、徴稅における公平の原則を重視し、稅収のレバレッジ効果を図り、稅負(fù)擔(dān)の合理化という稅制改革の方向性を堅(jiān)持し、稅収の持続可能性を反映し、國のマクロ調(diào)整での稅収の役割を発揮させ、社會(huì)主義調(diào)和社會(huì)の建設(shè)を促す」という中國の稅収理念に基づくものであるとされている。
１、増値稅のモデルチェンジ改革を全面的に実施すること。
増値稅のモデルチェンジは、すでに東北地域の一部業(yè)種で2年をかけてテストが行われ、全般的に良い成果を収めており、今後全國的範(fàn)囲で増値稅のモデルチェンジ改革を加速させるべきである。
２、內(nèi)外企業(yè)所得稅の「一本化」改革を?qū)g施すること。
2006年の全國人民代表大會(huì)常務(wù)委員會(huì)の立法計(jì)畫に基づいて、現(xiàn)在、立法関連準(zhǔn)備作業(yè)が著々と進(jìn)められている。
３、「物業(yè)稅（不動(dòng)産稅）」改革を著実に押し進(jìn)めること。
不動(dòng)産稅の徴収は、地方の主要稅目の合理化の進(jìn)展、地方人民政府のインフラ整備への資金投下の強(qiáng)化、不動(dòng)産市場の規(guī)範(fàn)化などにプラスとなるべきである。不動(dòng)産稅の徴収は、テストを行った上で、逐次進(jìn)めるべきである。
４、燃料油稅の徴収を始めること。
経済発展の狀況の客観的な変化により、資源節(jié)約型、環(huán)境にやさしい社會(huì)づくりは、すでに社會(huì)各界のコンセンサスとなっている。狀況の発展を踏まえ、燃料油稅案を完璧なものにし、機(jī)を見計(jì)らって燃料油稅徴収を?qū)g施するべきである。
５、個(gè)人所得稅制度を完備させること。
個(gè)人所得稅改革の目標(biāo)は、稅収の公平性の確保、所得分配調(diào)整の必要性に出発し、総合と分類が結(jié)合した個(gè)人所得稅制を?qū)g施し、最終的な完全総合個(gè)人所得稅稅稅制への移行に努めるべきである。
６、資源稅制度を完備させること。
今後において、資源稅制度の完備に関する構(gòu)想は、資源稅と資源費(fèi)の関係を規(guī)範(fàn)化し、內(nèi)容は資源稅徴収の範(fàn)囲、基準(zhǔn)、稅減免政策などに及ぶものである。
2003年らい、中國は稅制改革の加速化で大きな成果を得ている。主な成果は次の通り。
１、個(gè)人所得稅控除基準(zhǔn)の調(diào)整を行い、住民の所得格差の拡大を緩めたこと。２、増値稅モデルチェンジ改革のテストを著実に進(jìn)め、企業(yè)の設(shè)備更新や技術(shù)改造を促したこと。３、輸出還付稅構(gòu)造改革を行い、一部製品の輸出稅還付率と加工貿(mào)易政策を完備させたこと。４、消費(fèi)稅制度を完備させ、消費(fèi)稅の調(diào)節(jié)の役割をより充実させたこと。５、農(nóng)業(yè)稅を完全に撤廃し、中央政府の農(nóng)業(yè)振興政策を遂行したこと。６、葉タバコ稅條例を公布?実施し、物業(yè)稅（不動(dòng)産稅）改革案の策定に力を入れたことなど。
「チャイナネット」2006年12月1日
