中國石油天然気グループ（中石油、ペトロチャイナ）のタリム油田會社は5日、現(xiàn)在までのところ、同社の今年の天然ガス生産量はすでに100億立方メートルに達(dá)し、毎日の天然ガス供給量は3560余萬立方メートルとなっていることを明らかにした。この実績は、タリム油田における中國の重要オイルガス資源戦略基地建設(shè)が初期段階の成果を挙げたことを意味するものである。
タリム油田會社の孫竜徳社長によると、タリム油田の天然ガスは、「西気東輸」（西部の天然ガスを東部に送るプロジェクト）パイプラインを通じて東部34の大?中都市に送り屆けられており、毎日一世帯あたり1立方メートルの天然ガス消費量で計算すると、3500世帯、1億余りの人口の生活のニーズに満たすことが可能である、と語っている。
タリム油田では、これまでに30のオイルガス田の存在を判明しており、すでに4つの油田群、3つの天然ガスエリアが形成されている。累計で石油地質(zhì)埋蔵量5.26億トン、天然ガス7241億立方メートル、天然ガス3級埋蔵量1.6兆立方メートルが判明されている。これで、天然ガス200億立方メートルの年間生産量が確保されており、20年以上の安定的な天然ガス供給が可能となっている。
「西気東輸」の主力ガス田であるクラ2號ガス田やその他の一連のガス田の探査における成果は、中國の地質(zhì)學(xué)理論とりわけ山地探査技術(shù)の面で重要な進(jìn)展を遂げたことを示すものである。このゆえ、タリム油田會社の『タリム?クラ2號大ガス田の発見および山地埋蔵ガス超高圧探査技術(shù)』も國家科學(xué)技術(shù)進(jìn)歩賞の一等賞に輝いた。
ともに新疆ウイグル自治區(qū)內(nèi)に位置するクラマイ、トゥハの2つの油田は、今年の天然ガス生産量が50億立方メートルに達(dá)する見通しで、2006年における新疆ウイグル自治區(qū)の天然ガス総生産量は150億立方メートルを上回り、全國でトップとなると予想されている。
「チャイナネット」2006年12月6日
