年末には歐米諸國(guó)ではクリスマスカードを出す習(xí)慣がありますが、日本では「年賀はがき」を出す習(xí)慣があります。
日本では1月1日の元旦をはさんで、12月末から1月3日位まで仕事が休みになります。これは日本では最も長(zhǎng)い連休のひとつです。2008年末から2009年正月にかけては、日本の官庁は、12月27日(土)から1月4日(日)まで9連休となります。1月1日は新しい年を迎えるので非常に重要な日です。そして、日本では「あけましておめでとうございます」と言って挨拶します。
相手の家を訪問(wèn)して年始の挨拶をする習(xí)慣もありますが、実際に相手の家に行かない場(chǎng)合、「年賀はがき」を出します。「年賀はがき」と分かるように書(shū)いてあれば、12月15日から12月25日くらいまでに投函すれば、1月1日に一斉に相手先に配達(dá)してくれるものです。郵便局では「お年玉付き年賀はがき」を売り出しており、2007年末には約40億2,105萬(wàn)枚が最終的に発売されたそうです。今年の11月から発売されている「お年玉付き年賀はがき」の発行枚數(shù)は、39億5,000萬(wàn)枚です。日本の人口が1億2768萬(wàn)人ですから、赤ちゃんやお年寄りも含めて、一人當(dāng)たり30枚以上は「お年玉付き年賀はがき」を出すことになります。この「お年玉付き年賀はがき」を使わないで、クリスマスカードや年賀狀を出す人もいます。
私が北京で働いていたときには、春節(jié)の前に年賀狀を中國(guó)人の友人たちからもらいました。日本の「お年玉付き年賀はがき」も、中國(guó)の年賀狀と同様に抽選くじが付いています。
日本風(fēng)のクリスマス?カードなどを売る店
年賀狀印刷をする店にあるさまざまなデザイン。『うし年』にちなんで『うし』のイラストもたくさんあります。
日本では年賀狀をやりとりする期間は、1月7日頃までです。(これ以降立春(2月3日前後)までに出すはがきは「寒中見(jiàn)舞いはがき」となります。寒中見(jiàn)舞いには年賀はがきを使わず、普通のはがきを使います。)1月25日には、年賀はがきのくじの抽選があります(以前は1月15日に抽選が行われていました)。
中國(guó)で各種調(diào)査をしている「上海サーチナ(サーチナ総合研究所)」が本年11月に、北京、上海、広州で、20歳から49歳までの合計(jì)900人の中國(guó)人(男女半々)に、クリスマスカード、年賀狀(ネットではなく、リアルなものを郵便で)を出すか出さないか、出す場(chǎng)合何通出すかについてアンケート調(diào)査したところでは、以下の結(jié)果がでました。
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日本のインターネット調(diào)査會(huì)社マクロミル(東京)のアンケート調(diào)査によれば、15歳以上60歳以上までの日本人の男女計(jì)624人を?qū)澫螭苏{(diào)べた調(diào)査では、2009年の年始あいさつを送ると答えた人が86%だったそうです。では、どのように送るかについては、「年賀はがき」を使うと回答した人は94%にも及ぶそうです。(つまり全體の約81%が「年賀はがき」を郵便で送るということです。)また複數(shù)回答可でたずねたところ、「攜帯メール」39%、「パソコンメール」22%という結(jié)果が出たそうです。「年賀はがき」を送ると答えた人で、何枚出すかについては、平均で59.5通だったそうです。
本年(2008年)に親しい家族(親、子供、兄弟など)が亡くなった場(chǎng)合、喪に服しているので、2009年の年賀はがきは出さないことになります。このことを連絡(luò)するための「喪中はがき」(年賀狀を出さないことにより、禮を欠くことをおわびする挨拶狀)というのを、本來(lái)年賀はがきを出す相手に出します。この「喪中はがき」を出す期間は、だいたい11月です。年賀狀の受付期間は12月15日からですので、遅くてもその日までに年賀欠禮の挨拶狀を出すのが常識(shí)です。
(井出敬二 前在中國(guó)日本大使館広報(bào)文化センター所長(zhǎng))
「チャイナネット」2008年12月3日
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