4.チョコレートを食べてアフリカを支援する
日本はチョコレートの原材料であるカカオ豆を輸入に依存していますが、その7割はアフリカのガーナ産ということです。
発展途上國での児童労働問題に取り組んでいる日本のNGOの「ACE」は、「しあわせのチョコレート」(500円)というチョコレートを販売しているそうです。この売り上げの半分をガーナの子供の支援に充てるそうです。現(xiàn)地では多くの貧しい農(nóng)家の子供が學校に行けずに働いており、児童労働撤廃に向けた啓発や學校改修、文房具支給が必要ということです。(2月13日付毎日新聞)
中國もガーナとは最近経済関係が急速に拡大されていると聞いています。中國もガーナからカカオ豆も輸入していますか?ガーナで働いている小松原茂樹氏((國連開発計畫(UNDP)ガーナ常駐副代表)が、「ガーナの庶民生活で存在感増す中國」というブログを書いています。小松原氏は、ガーナにおいて、中國が、①ガーナの一番重要なメイン?サッカー競技場の大改裝(ガーナはワールドカップにも出場するなどサッカーが強く、人気もあります)、②中核都市で競技場建設、③幹線道路の整備?大規(guī)模拡幅工事、④ガーナ國防省庁舎の建設、⑤電力供給源強化のためのブイダム建設、等でODA供與(多額の融資を含む)、中國建設企業(yè)の受注など、中國の存在感がガーナで著増していると述べています。同時に小松原氏は、ガーナで活動する中國の関係者達と意見交換した結(jié)果として、「(ガーナの)地元コミュニティーへの貢獻や、受入國における人材育成への貢獻などについて考慮する必要性は中國関係者も感じているようである。最近、ガーナを訪問した中國企業(yè)関係者と懇談する機會があったが、企業(yè)の社會的貢獻や企業(yè)と開発との関係について非常に強い関心を持っていた。」と書いています。大変興味深い報告ですので、中國の目覚ましい対外進出がアフリカでどう受け止められているか、そして中國の関係者がどのような問題意識を持たないといけないかということについてご関心のある方は是非ご覧下さい。
5.結(jié)論
以上から、第一に、日本では過去30年間位に、中國でも近年(過去10年と聞きました)急速にバレンタインデーの習慣が広がっていることが言えます。
第二に、同じ西洋の習慣でも、日本と中國とでは異なる仕方で受容されたということが言えます。それは、日中の社會(男女の関係など)や、ビジネス習慣の違いも反映したものでしょう。日本の方が、チョコレートを広い範囲に配る傾向があると言えます。
(中國人の男性に注意したいのは、日本人の女性からチョコレートを貰ってもびっくりしないでください。中國人の女性に注意したいのは、日本人の男性からチョコレートを貰ったら、それは今年あたりから流行だした「逆チョコ」かもしれません。いずれにしても、それは日本人の彼/彼女が貴方を真剣に愛しているから、ということではないかもしれず、感謝、友情、おみやげ程度の意味しか無い場合もありますので、誤解しないようにしてください。また中國に駐在している日本人ビジネスマンの方に注意したいのは、2月14日夜には、仕事の夕食はいれないで、中國人の男性がまっすぐ家に帰れるようにしてあげましょう。)
第三に、日本で「逆チョコ」が提案されるなど、習慣は常に変化していることも指摘できます。
第四に、戀人だけではなく、バレンタインデーをきっかけにして、世界の恵まれない人にも愛を?qū)盲堡毪长趣馓岢丹欷皮い蓼埂¥长欷猡趣皮猡工肖椁筏い长趣坤人激い蓼埂?/p>
?(井出敬二 前在中國日本大使館広報文化センター所長)
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「チャイナネット」2009年2月15日
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