日本の京セラは29日、中國(guó)攜帯市場(chǎng)からの撤退を発表した。松下電器など數(shù)社の日系攜帯メーカーも、すでに中國(guó)市場(chǎng)から撤退している。京セラの撤退は、中國(guó)市場(chǎng)で日本の攜帯メーカーが、ノキアやモトローラをはじめとする歐米攜帯メーカーに「完敗」したことを意味している。
京セラは、2001年に中國(guó)振華科學(xué)技術(shù)と共同出資で京セラ振華通信設(shè)備會(huì)社を設(shè)立し、攜帯端末の生産、販売を始めた。同社の製品は、撮影や音楽プレーヤーなどの機(jī)能がある高性能の攜帯が主だったため、価格が安い攜帯との競(jìng)爭(zhēng)の中、販売業(yè)績(jī)はずっと低迷していた。低価格の攜帯を出したこともあるが、第三世代の通信規(guī)格を採(cǎi)用し、第二世代の攜帯が主流を占める中國(guó)市場(chǎng)の消費(fèi)者のニーズには合わなかった。そのため売れ行きも悪く、2007年にはわずか10萬(wàn)臺(tái)しか売れなかった。
昨年3月末、京セラは振華との契約を解除し、合弁企業(yè)の持ち株を無(wú)償で振華と香港企業(yè)に譲渡、約5760萬(wàn)元の債権も斷念した。今後、京セラは北米市場(chǎng)の販売に力を入れ、三洋の攜帯業(yè)務(wù)買収を機(jī)に北米市場(chǎng)での業(yè)績(jī)拡大を目指すとしている。
?チャイナネット?2008年1月30日 |