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日本最大野黨、戦いを前に代表交代 |
発信時間: 2009-05-12 | チャイナネット |
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関連ニュース:小沢一郎氏、民主黨代表を辭任すると正式に表明(寫真)
日本の民主黨の小沢一郎代表が11日午後、正式に辭任を表明した。最大野黨の代表が総選挙を前に交代したことで、日本の政界にはまた変數が増えた。
小沢氏の辭任には黨內的な理由が2つある。1つは黨內の混亂を回避し、凝集力を高めるためだ。今年3月3日、東京地検特捜部は「政治資金規正法」違反の疑いで、小沢氏の公設第一秘書である大久保隆規容疑者を逮捕した。民主黨の一部は、これにより黨のイメージが損なわれ、選挙の勝算が大きく減ったと考え、小沢氏に早期辭任を要求。今週強硬な手段に出るとも表明していた。もう1つは、総選挙に勝利し、政権交替を実現するためだ。現在の衆議院議員の任期は9月10日まで。昨年9月の麻生內閣の成立から今年4月までの間に、各メディアが繰り返し行った世論調査では、與黨の自民黨より野黨の民主黨の方が明らかに優勢だった。麻生內閣の支持率も20%未満にまで低下していた。だが小沢氏の秘書が逮捕されると、自民黨が攻勢に転じ、民主黨は受け身になった。4月と5月上旬の世論調査では、內閣支持率と自民黨支持率は明らかな回復を見せた。小沢氏は3月10日の記者會見で、自らが辭任するか否かの判斷は、選挙での民主黨の勝利にマイナスの影響を與えるか否かによって決めると表明した。このところ、そのマイナスの影響が日増しに顕著になり、小沢氏はこれ以上先延ばしするわけにはいかなくなった。
小沢氏の辭任は、日本の政界にどのような影響をもたらすだろうか。まず民主黨としては、小沢氏の後任を早急に選ばなければならない。誰が後任になろうと、少なくとも小沢氏の秘書逮捕によるマイナスの影響は軽減することができる。重要なのは、新たな代表が多くの派閥を抱える民主黨を御し、総選挙に向けて體勢を立て直すことができるか否かだ。次に自民黨としては、小沢氏の留任を利用して総選挙での勝算を高めようとの、本來の楽観的な戦略の再調整が必要となった。民主黨の新たな代表がイメージを刷新し、自民黨が相対的に見劣りするようになった場合、黨內の「反麻生」勢力が息を吹き返す可能性がある。さらに小沢氏個人について言えば、1993年に政治改革をスローガンに自民黨を離黨してからの16年間、合従連衡し、一度は連立政権を実現した、政界の風雲児ともいうべき人物だが、今年66歳の小沢氏が首相の玉座に就く機會はおそらくもうないだろう。「小沢時代」は間もなく幕を下ろす。 「人民網日本語版」2009年5月12日 |
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