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2008年に日本が実施した多國(guó)籍製造業(yè)企業(yè)に対するアンケート調(diào)査によると、これらの企業(yè)が中國(guó)やインドなどで投資を行う場(chǎng)合に考慮する點(diǎn)は、市場(chǎng)の將來性が引き続き第1位ではあったが、両國(guó)の人材市場(chǎng)をあげる企業(yè)の割合が高まっており、優(yōu)れた人材を擁する人材市場(chǎng)を重視する企業(yè)がますます増えていることがわかる。これからの企業(yè)投資はこうした條件を備えた國(guó)に移っていくことが予想される。

(3)危機(jī)が過ぎ去った後に現(xiàn)れる最も重要な変化は、製造業(yè)企業(yè)が革新に向けて大きな発展を遂げることだと考えられる。これまでの日本は危機(jī)に対処するにも、製造業(yè)の自主的な発展を?qū)g現(xiàn)するにも、長(zhǎng)所を生かし短所をカバーする上でも、革新という武器に頼ってきた。技術(shù)革新の勢(shì)いと日本特有の組織的な革新の実踐を通じて、國(guó)際的な競(jìng)爭(zhēng)力を高めてきた。いいかえれば、日本の経済発展は革新と歩調(diào)を合わせてきたということだ。現(xiàn)在、危機(jī)による深刻なダメージに直面しているが、日本の製造業(yè)企業(yè)は積極的な革新を通じて危機(jī)を脫する出口を探し求めている。

ソニーや東レが新製品や新技術(shù)の開発を進(jìn)めているほか、東芝などの半導(dǎo)體メーカーも技術(shù)力を集結(jié)してフラッシュメモリドライブ（SSD）の開発に取り組んでおり、大容量のフラッシュメモリ新製品を打ち出している。またトヨタなどの自動(dòng)車メーカーは今後の業(yè)界での競(jìng)爭(zhēng)力を決定する電力電子技術(shù)、通信接続技術(shù)、新世代交通システムなどに前向きだ。

このたびの世界的な危機(jī)にうち勝つには、さまざまな調(diào)整と努力が必要だが、革新を進(jìn)めなければ日本企業(yè)には出口はない。

（筆者の李毅氏は中國(guó)社會(huì)科學(xué)院（社會(huì)科學(xué)アカデミー）世界経済?政治研究所の研究者）

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2009年5月22日