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中國人作家の日本訪問記國會內の情景
発信時間: 2009-05-27 | チャイナネット

文=劉方煒

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3月18日午後、私たちは日本の國會?參議院に案內され本會議を傍聴した。

 

參議院議場はバスケットボール場の倍の大きさの細長い建物だ。議長臺はないが、大部分を占める議員席、主に意見を求められる國務大臣の座席、參議院事務局スタッフの記録席、私たちが座った傍聴席はいずれも同じフロアーに設置されている。議員席は北側部分に南に面する形で配置され、機と椅子があり、議場中心部のスペースの大半を占める。國務大臣席は南側西寄り部分に北に面して配置され、クッション性が良さそうな椅子が2列並べられているだけで機はない。記録席も南側東寄り部分に北に面する形で配置。議場の西側部分に質疑応答に備える官僚の座席、東側部分に傍聴席がある。

 

傍聴者は少なく、私、盧さん、そして外務省の大友さんのほかに3~5人いるだけだった。議場に入り傍聴席に座わると、総務大臣がちょうど質問を受けているところだった。野黨議員が質問している時、太った総務大臣は議員と向かい合い座っていたが、疲労感を漂わせながら仕方ないといった様子で聞いていた。

 

議員の発言や大臣の答弁の際、南側の壁のタイマーが殘り時間を表示していた。総務大臣が答弁を終えると、ある議員がその隣に座っていた痩せた財務大臣に質問を投げかけた。財務大臣の顔つきは生き生きとしており、ユーモアを交えた言い回しで答弁すると、議員席から笑い聲やまばらな拍手のほか、荒々しい抗議の聲が上がることもあった。案內役の大友さんは「彼は『我々の黨の議員も同じ質問を提出するだろう』と言っている」と説明してくれた。

 

財務大臣が席に戻ると、西側に座っていた官僚が立ち上がりマイクの前に歩み出て答弁した。大友さんによると、この官僚は財務省の局長だという。議員たちの無遠慮な態度はさらにエスカレートし、この局長が答弁している間、議員席後方の2、3人が一斉に続けざまに発した抗議の聲が響き渡っていた。「この議員たちは『うそつき』と叫んでいる」と大友さんは教えてくれた。

 

質疑応答の間、議員席や記録席から立ち去る人もいたが、誰にも注視されていないにもかかわらず、みな體の向きを変え丁寧にお辭儀をしていた。もちろん、傍聴席の私たちは例外だったが。

外務省職員である大友さんの説明によると、日本の國會は上半期に通常國會、下半期に臨時國會などを召集し、1年のうち休會は約2カ月間だけ。會期中、各省の職員は特に忙しく、毎日深夜さらには朝方まで働き、大臣が國會の答弁で使用する資料や文書を作成するという。

 

こうした點から、日本は基本的に國會が統治する國家であり、総理大臣およびその他の閣僚が所管する各分野で具體的実務に関する職責を全うしている狀況を理解できた。各分野で具體的実務に関する職責を全うしつつ、議員の前では聲のトーンを落としへりくだった態度で作業について報告し、質問と非難を受けている。日本の閣僚や官僚は気楽ではないと思った。

?チャイナネット? 2009年5月27日

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