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元內閣官房長官:中國は日本の失敗に學んでほしい
発信時間: 2009-06-12 | チャイナネット

◇武村正義?元內閣官房長官、南京大學で講演◇

 

武村正義?元內閣官房長官は6月3日、「ひとりの日本人として考える」と題して南京大學で講演し、「中國は日本の失敗を反面教師として學んでほしい」と訴え、「環境協力で日中新時代を築こう」と提唱した。講演は約1時間にわたって行われ、定員400人の會場には、ほぼ満席の學生が參加し、講演のあと熱心な質疑応答が行われた。

 

武村氏は郷里?滋賀県の八日市市長や県知事を経て、衆議院議員に當選し、內閣官房長官、大蔵大臣を歴任した政治家である。8年前、政界を引退したが、現在は國內外で講演や緑化運動に取り組んでいる。

 

南京訪問は今回が3回目という武村氏は、「南京は緑と水の多いきれいなまちだ」と印象を語り、「これからひとりの日本人として、日本と中國の関係について率直な考えを述べたい」と話し始めた。

「日本を反面教師に」と訴える武村氏

南京大學の學生たちでほぼ満杯となった武村正義氏の講演會場

 

◇日中間にある歴史認識のギャップ◇

「日中間で引き付け合っている求心力は、なんといっても日本と中國が一衣帯水の間柄にあることだ。3000年の交流があり、ほとんどは友好的な付き合いであった。漢字、仏教、儒教などほとんどの文化は中國から移入されたもので、最近の日本では論語の本も売れている。そのほか、納豆、豆腐、マージャン、囲碁なども中國からのもので、日本人の母なる國は中國だといっても間違いではない」と、日本と中國は世界的にも類がない長い文化交流による“求心力”の強さがあることを強調した。

 

反対に、日中間で反発して結びつかない“遠心力”については、「日本と中國のどちらがいいかは言わない」と斷りながら、「政治體制の仕組みが違う」ことを挙げた。そして、「日本人は、60萬人がシベリアに送られたことや、広島、長崎の原爆のことなど、被害者の立場のことはよく覚えているが、加害者のことはあまり覚えていない。日中戦爭で日本人が何をしたのか、日本人はあまり認識していない。南京事件についても、多くの日本の若い人は知らないが、中國ではきちんと教えている。このギャップは大変大きい」と、日中間の歴史認識のずれを指摘した。

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