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◇まほらまの南京生活⑨◇~日本で學生を追憶~ |
発信時間: 2009-11-02 | チャイナネット |
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『京都で月見に行きました』 日本に留學した學生からは、日本での楽しい生活ぶりが送られてくる。 『先生 こんにちは。私は今、京都にいます。大學の學生寮に入ることができました。昨日は仲秋の名月でした。夕べは、全員で月見に行ってきましたよ。夕方はみんなで三階のキッチンに集まって、お月見団子を作りました。こういうのは初めてなんですけど、意外にうまくできました。もちろん日本人の學生の指導の下でね。楽しかったですよ。 七時半にみんなで自転車に乗って、大きな池のところに行きました。月がきれいに見えました。各國の留學生が集まって、いろいろと楽しく話をしました。みんな仲良くしています。友達がたくさんできています。ほんとうに楽しかったです。京都での月見は一生忘れないと思います。』 大學院生の留學報告だが、このようなメールが來ると、南京でこれを読んでいると、こちらも一緒に月見をしているような気分になった。 寮は3階建てで、50人ほどの留學生がおり、一人部屋になっていること。お風呂とシャワーは地下にあり、キッチンとお手洗いは各階にあること。寮の近くにはスーパーがあって、そこで食材を購入して毎日、自分で料理をつくっていることなど、メールで細やかに生活の様子を知らせてくれた。 『仏語、韓國語、中國語を教え合う』 別のメールでは、大學周辺の市內(nèi)の様子を紹介していた。 『……ここは景色が最高です。山が見えますし、緑がいっぱいで靜かな所です。道が狹くてしかも分かれ道が多いから、自転車で町を回ったりすると、いつも迷ってしまいました。面白い體験でした。……電車に乗ったこともありますが、緑と赤い電車でした。いかにも京都の雰囲気がたっぷりでした。』 留學は1年間だけだったが、この間、大學での授業(yè)內(nèi)容や、旅行に行ったことなど何回かメールで報告があり、私もその都度、日本での注意事項や中國との違いなどについて返信を送った。 『いろんな國の価値観に觸れることができました』 留學期間は、あっと言う間に終わったようだ。 『この一年間、二十數(shù)カ國からの留學生と一緒に過ごしていました。……このチャンスに、フランスと韓國の友達と、言葉の交換授業(yè)をしていました。私たちは共通語の日本語で、フランス語、韓國語と中國語を教え合いました。また、みんなとキッチンで一緒に食事をしながら話したり、暇な時に一緒に旅行したりして、身近な國際交流の中で、アジアと歐米、いろんな國の文化や考え方、価値観に觸れることができました。その中で中國または日本を見直し、世界を見直し、いろいろ考えさせられました。自分の人生にとっても大変役立ったと思います。』 生活の中でのトラブル、旅先などでいじめや不愉快なことがあったのではないかと気になっていたが、そのようなことはまったくなかったというメールを受け安堵した。京都周辺や東京、北海道などたくさん旅行も行き、『秋の紅葉、春の桜、毎日、自転車で多くの坂と闘ったことや、寮の前のきれいなお花畑も忘れられません。』と、楽しく、美しく、有意義な留學だったようだ。 一年間の留學でこれだけの収穫あったのは、きちんとした事前準備があったことと、彼女が積極的に行動する優(yōu)秀な學生だったからであろう。 |
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