「変化の中の世界と中日韓の役割」をテーマにした北東アジア賢人會第5回會議が19日に日本の奈良市で開かれた。會議では、3カ國の政界や學術界、企業界からの出席者が実務的な協力を行い、金融危機後のチャンレンジに共同で対応するよう呼びかけた。
中國代表団の曾培炎団長は講演で、「金融危機後のさまざまな複雑な問題に対し、経済のグローバル化を推進し、同時にグリーン経済の発展を重視する。また、國際金融システムの改革を積極的に推進させて行くべきだ。中日韓は実務的な協力を行うために、パートナーシップの內容を絶えず充実させ、それに新しい要素を加え、多階層や多分野におけるさまざまな形による協力システムの確立を積極的に推進して行くべきだ」と述べた。
日本代表団の中曽根康弘団長は、「日中韓3カ國は一段と協力し、東アジアの政治、安全保障、経済、文化の分野における地域の協力システムの構築を長期目標にしていくべきだ」と述べた。
韓國のイ?ホング団長は、「當面の世界金融市場の安全と安定、貿易自由化、気候変動などの問題で3カ國は協調を強め、一致した立場を保つべきだ」と述べた。
「中國國際放送局 日本語部」より 2010年4月20日