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大阪から上海萬博にエールを送る

タグ: 大阪 エール 中國 上海萬博

発信時間: 2010-05-20 14:02:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

王 征=文、寫真

大阪府吹田市の萬博記念公園にある太陽の塔の両目が暗闇に光っている。3月27日から、1970年の大阪萬博以來、40年ぶりに常時點燈したのだ。「閉塞(へいそく)感が漂う昨今、日本の良き時代に開催された萬博の元気を感じ取ってもらいたい」「上海萬博にもエールを送りたい」と、日本萬國博覧會記念機構広報擔當の切通圭介さんが話す。

経済成長期の大阪萬博を経験し、いま低迷している日本は、隣國中國で開催する上海萬博への思いも複雑のようだ。

大阪萬博跡地で、暗闇に両目が光っている太陽の塔

40年前への憧れ

3000點にものぼる當時の資料や寫真、映像を公開する「EXPO'70パビリオン」記念館が、三月に大阪萬博の跡地でオープンした。「大阪萬博を経験した方を中心に、入場者數は一日に約五、六千人」という。同級生の五人といっしょに記念館を訪ねた高橋寛子(仮名)さんは大阪萬博開催のときは十五歳だった。「ここは思い出の場所だ。入場者數が史上最多の日にあい、終電に乗れなかったよ」、「動く歩道、攜帯電話などの展示品ははじめて見たものばかりだったが、どんどん生活で現実になっていった。まるで「未來」への祭りだった」と目を光らせる。

中學三年生の時、會場に30回以上も通い、大阪萬博を満喫した白井達夫さんは、二年前に會社を辭め、大阪市天満橋近くのビジネス街に大阪萬博のマニアが集う「EXPO CAFE」をオープンした。店內には大阪萬博會場の寫真や模型、ペナントなど數千點のコレクションを展示し、當時會場內レストランにあったメニューもアレンジした。土曜日になると、全國各地からファンが集まってくるという。「40年経ってもいまだに萬博というと、わくわくする」「新しいものができ、よくなっていくという頃だったので、日本は夢にあふれていた」「いまの日本は低迷している。將來が見えないから、よりそういう時代への憧れがある」

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