9月7日午前10時(shí)15分ごろ、乗組員15名を乗せた中國(guó)のトロール漁船「閩晉漁5179號(hào)」が釣魚(yú)島付近の海域で作業(yè)中、日本海上保安庁の巡視船「よなくに」と衝突した。その後更に、別の２隻の巡視船に追跡され衝突し、同日午後１時(shí)に漁船は停船した。６名の海上保安官が漁船に乗り込み、「閩晉漁5179號(hào)」の乗組員に運(yùn)行を中止するよう迫った。その後、海上保安部は22名の海上保安官を現(xiàn)場(chǎng)に向かわせ、「漁業(yè)法」違反容疑で立ち入り調(diào)査を行なった。

同日夜、日本の政府、海上保安庁、外務(wù)省、法務(wù)省の関連機(jī)関は緊急會(huì)議を開(kāi)き、最終的に「公務(wù)執(zhí)行妨害」の疑いで、漁船の船長(zhǎng)（41歳）を逮捕した。政府高官は、「同船長(zhǎng)の身柄は最寄りの検察や警察に送検され、日本の手続きの元、取調(diào)べが行なわれる」と述べている。

この事件が中日関係に及ぼす影響について、姜瑜報(bào)道官は「領(lǐng)土、主権をめぐる爭(zhēng)いは極めて敏感で、対応を誤れば、中日関係の大局に深刻な影響をもたらす。日本側(cè)はこれをしっかり認(rèn)識(shí)すべき」と表明した。

日本に差し押さえられた中國(guó)の漁船「閩晉漁5179號(hào)」

中國(guó)外交部、駐日中國(guó)大使館は日本側(cè)に何度も厳正な申し入れを行い、日本側(cè)が釣魚(yú)島海域で非合法に中國(guó)漁船を拘留したことに強(qiáng)く抗議し、日本側(cè)に直ちに人員と漁船を釈放するよう要求し、人員と漁船の安全確保に努めている。

釣魚(yú)島（以下日本名：尖閣諸島）は、黃尾嶼（久場(chǎng)島）、大正島（赤尾嶼）、南小島（南小島）、北小島（北小島）及び3つの巖礁からなる島嶼群である。総面積は延べ6.3㎡で、最大の釣魚(yú)島（魚(yú)釣島）の面積は延べ4.3㎡、海抜362ｍである。島南側(cè)に急峻な崖が東西に橫斷しており、東側(cè)は巖礁の崖であり、無(wú)人島だ。

釣魚(yú)島についての歴史文獻(xiàn)は中國(guó)の明の時(shí)代から存在する。日本は、沖縄県の所屬であると主張しているが、沖縄県は125年前には獨(dú)立した琉球王國(guó)という國(guó)であった。1871年に日本が琉球王國(guó)を併合する前から、中國(guó)と琉球王國(guó)には500年あまりの友好交流の歴史がある。最初に釣魚(yú)島嶼群と命名したのも中國(guó)である。

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