日本側は19日、引き続き中國人船長を不法に取り押さえると発表したが、中國外交部はただちに雙方の省?部クラス以上の往來を一時中止し、航空便を増やす事項に関する接觸をやめることを示した?！腑h球時報」は馮昭奎氏（中國社會科學院日本研究所研究員）にインタビューし、対抗措置や中日関係について話を聞いた。

馮昭奎氏：日本に対して最も有効な制裁手段は、日本円を買って円高にさせることだ。日本円の動向は直接、日本経済の回復か衰退を左右する。日本へのレアアースの輸出制限や、日本企業への各種規制、民間からの日本製品ボイコットの呼び聲というのもあるが、実際の効果は日本円を購入することより弱く、春暁ガス田問題においても、海上の力を出動し、日本側の測量を止めなければならない。

しかしそれと同時に、軍事的な紛爭を回避し、狀況をエスカレートさせないことが必要だ。もし事態が武力の勝負になってしまえば、その結果はおそらく両者とも傷つく。日本側は現在、強硬な態度をとり、國內の民意を落ち著かせ、政治家たちも利益を得たように見えるが、長い目で見れば、中日のこれからの長い関係を損ない日本自身も利益を損う。

「中國網日本語版（チャイナネット）」2010年9月19日