日本観光庁の溝畑宏長官は17日に上海で、「日本は中日両國民の交流が深まることを望んでいる。今後、ファッションやアニメ観光など、中國國民の日本観光スタイルをいっそうバリエーション豊かなものとし、國內(nèi)観光地の案內(nèi)に中國語表示を増設し、環(huán)境の完備を目指す」と話した。中國新聞社が報じた、
訪日団體ビザ開放10周年記念イベント「訪日旅行商品表彰式」が17日、上海で開催された。表彰式では、訪日団體ビザ開放10周年を記念し、この10年間、両國経済文化交流の推進に大きく寄與した江蘇省、浙江省、上海市の旅行會社に対して、感謝狀が贈られた。溝畑長官は、旅行會社16社に「訪日旅行商品」感謝狀を授與し、また、上海世界博覧會(上海萬博)開催中に中日友好を促進したとして、「萬博おばあちゃん」こと山田外美代さんに特別賞を贈った。
溝畑長官によると、日本は2006年以來、中國人の行きたい旅行先トップの座を保っているという。今年7月、中國人向け観光ビザ発給條件が大幅に緩和され、銀聯(lián)カード加盟店舗數(shù)も拡大、中國人による日本観光をめぐる環(huán)境がますます優(yōu)良化されている。
関連統(tǒng)計データによると、今年9月の時點で、日本を訪れた中國人観光客數(shù)は、前年同期比56%増加した。また、多くの日本人観光客も、上海萬博をきっかけに中國を訪れた。9月の時點で、年初來中國を訪れた日本人観光客數(shù)は、前年同期比19%増加した。
「人民網(wǎng)日本語版」2010年11月18日