吉林省と長(zhǎng)春市がそれぞれの友好県、友好都市である宮城県と仙臺(tái)市の災(zāi)害救援を支援するために寄贈(zèng)したペットボトル入り飲用水（約10トン）が17日、長(zhǎng)春竜嘉國(guó)際空港から新潟県に向けて出発した。

17日晝11時(shí)、長(zhǎng)春竜嘉空港の貨物輸送処では20人以上のスタッフが800箱、計(jì)10トンに上る飲用水を飛行機(jī)に積み込む作業(yè)を行っていた。吉林省人民政府外事弁公室アジア処の段穎棣処長(zhǎng)によると、この物資は宮城県と仙臺(tái)市に寄贈(zèng)されるものだが、仙臺(tái)空港は現(xiàn)在地震の影響で使用できないため、物資はまず新潟県に屆けられ、その後宮城県と仙臺(tái)市に送られるという。

吉林省と宮城県は1987年に友好省県関係を結(jié)び、長(zhǎng)春市と仙臺(tái)市は1980年に友好都市関係を結(jié)んだ。雙方はこれまで、政治、経済、文化などの分野で良好な交流?協(xié)力関係を築いてきた。

東日本大震災(zāi)発生からこれまでに、吉林省は宮城県に10萬(wàn)ドルを、長(zhǎng)春市は仙臺(tái)市に50萬(wàn)元をそれぞれ寄付しているが、その後、宮城県と仙臺(tái)市から吉林省と長(zhǎng)春市に対して物資援助の要請(qǐng)があり、飲用水などの生活物資が不足していることがわかったため、吉林省と長(zhǎng)春市は10トンの飲用水を緊急調(diào)達(dá)、17日に臨時(shí)便で新潟県へと輸送した。

段処長(zhǎng)によると、飲用水10トン分は第一弾の援助物資であり、日本の震災(zāi)情況の進(jìn)展に伴い、吉林省と長(zhǎng)春市はこれからも引き続き友好県?都市に向けた物資援助を行っていくという。

「人民網(wǎng)日本語(yǔ)版」2011年3月18日