5月9日夜、中部電力は、日本政府の要請により靜岡県浜岡原子力発電所にある原子爐全てを停止すると発表。政府主導(dǎo)で正常運(yùn)転中の原発を停止するのは日本では前例がないことだ。
浜岡原発の停止は今後、連鎖反応を呼ぶだろう。電力供給の不足は名古屋を代表とする中部一帯での電力の使用に影響を與える。名古屋にはトヨタ自動車など大型メーカーの本社があるため、この地域の電力不足やそのために生産が減少することで日本経済全體に影響が及ぶだろう。
経済産業(yè)大臣の海江田萬里氏は、浜岡原発の停止による電力不足問題について、政府は火力発電の強(qiáng)化でこれを支援するとしている。また、浜岡以外の原発は引き続き正常運(yùn)転し続けると強(qiáng)調(diào)した。
浜岡原発の停止中に、大津波による襲撃を制御可能な「防潮堤」の建設(shè)が予定されている。2、3年の工程になる。原子力安全保安院による安全確認(rèn)を経て、浜岡原発の運(yùn)転再開は今後ありうるという。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2011年5月9日