資料寫真:南京で行われた?私の8.15?展(2009年)
資料寫真:南京で行われた?私の8.15?展(2009年)
日本の漫畫家100人余りの発起による「私の八月十五日」展が10日、遼寧省の省都瀋陽の「九?一八」歴史博物館で開幕した。日本が戦爭を起こした時期に生まれた畫家が特殊な言葉である漫畫で1945年に日本が降伏した時の歴史的情景を再現し、また童心で平和の信念と期待を世界に伝えている。新華社が伝えた。
今回出展したのは1945年以前に生まれ人たちで、現在、日本漫畫界の泰斗レベルの作品が展示されている。展示の説明をみると、降伏當時の年齢は「16歳以上」、「8―15歳」、「5―7歳」、「4歳以下」に分かれている。
72歳の漫畫家、森田拳次氏は天皇が降伏を発表した當時、中國長春にいた。今回、中國の養父母に感謝すると題する作品を展示。森田氏と小さな女の子が養父の語る月宮(月の中の宮殿)とその中にいる「玉兎」の神話を聞いている様子を描いたもので、中國の養父母の恩に感謝する日本人孤児の気持ちを表している。
「漫畫を通じ、日中両國の人々の友好をはかり、両國民の間の心の距離を縮めたい」、漫畫家ちばてつや氏はこう語った。
今回の展示は北京、南京に続いて3回目で、「私の八月十五日の會」が主催。同會は民間団體で、100人余りの漫畫家、文蕓界の著名人からなり、中國人がよく知る映畫俳優の高倉健氏や映畫監督の山田洋次氏も會員になっている。
同會は中日友好と反戦平和に力を盡くしている。2004年に會員が日本降伏の日の漫畫集「私の八月十五日」を日本で共同出版し、大きな反響を呼んだ。
(新華網日本語=中國通信社)
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2011年7月11日