中國の管轄海域を巡航する「海監(jiān)66號(hào)」(2月19日撮影)
中國海監(jiān)東海総隊(duì)の「海監(jiān)66號(hào)」と「海監(jiān)49號(hào)」が18-23日、中國?東中國海の管轄海域で定期権益維持?取り締り活動(dòng)を行い、その間に日本海上保安庁の調(diào)査船「昭洋」と「拓洋」を排除した。北京晩報(bào)が伝えた。
「海監(jiān)66號(hào)」は排水量1290トンで、中國の現(xiàn)有の監(jiān)視船の中で最も速度が速い。先進(jìn)的なリモートセンシング、監(jiān)視設(shè)備を搭載し、侵入した外國船に対する継続追跡?証拠採取能力を備える。
同時(shí)期に就役した監(jiān)視船に「海監(jiān)50號(hào)」がある。同船は3980トンという最大の排水量を誇る、最先端の監(jiān)視船だ。中國軍の一部の現(xiàn)役護(hù)衛(wèi)艦よりも大きく、ヘリコプターを搭載できる。
現(xiàn)在中國は各種取締船を200隻余り保有している。監(jiān)視船は1000トン級(jí)、1500トン級(jí)、3000トン級(jí)に大別される。今後數(shù)年間に中國の監(jiān)視船は1500トン級(jí)7隻、1000トン級(jí)15隻、600トン級(jí)14隻の計(jì)36隻増える見込みだ。
だがわれわれは、日本海上保安庁の海上巡視船がさらに強(qiáng)大な実力を備えていることにも目を向けなければならない。まず海上保安庁は世界最大の巡視船を保有する。総トン數(shù)7000トンにも及ぶ「しきしま」だ。次に船舶數(shù)も計(jì)450隻と膨大だ。ヘリコプター搭載可能なPLH型巡視船は13隻あり、一般に排水量の小さいPL型巡視船でも1000トン以上だ。新造船はヘリコプター甲板も備える。中國側(cè)と比較すると、日本側(cè)の巡視船は排水量、機(jī)動(dòng)性、対抗力のいずれにおいても一定の優(yōu)位に立っているのだ。したがって巡視船においては、中國の海洋権益維持は任重くして道遠(yuǎn)しだ。
「海監(jiān)50號(hào)」の「心臓」
「人民網(wǎng)日本語版」2012年2月27日