昨年4月20日に日本の菅直人首相（當時）が「新京報」に寄稿し、震災(zāi)救援活動への中國政府と中國國民の支援に感謝を表明したのに続き、野田佳彥現(xiàn)首相も11日に寄稿し、中國を含む國際社會の日本への「これ以上はない支援と深い心の絆」に感謝するとともに、被災(zāi)地の復(fù)興狀況を紹介した。野田首相の寄稿の概要は次の通り。

東日本大震災(zāi)の発生した3月11日は、日本人の心に深い烙印として殘りました。わが國に未曾有の危機をもたらした東日本大震災(zāi)から1周年を迎えるにあたり、このたびの地震の被災(zāi)者、および自然災(zāi)害に苦しむ世界各地の人々に謹んで慰問の意を表します。

私たちは震災(zāi)で亡くなった深く愛する家族、友人、同胞を忘れることはありません。また、貴國を含む國際社會から寄せられたこれ以上はない支援と深い心の絆も忘れることはありません。この場を借りて、私たちは恩義を胸に、改めて心からの謝意を表すものであります。

過去1年間で、わが國の再建と復(fù)興は大きな進展を遂げました。私たちは震災(zāi)から1年という機會を捉え、改めて決意を固め、直面する多くの困難の中からたゆまず教訓(xùn)を汲み取っていかなければなりません。現(xiàn)在のような困難な時期は、まさに日本が真に再建を始めるべき時です。私たちはまさにこのような節(jié)目に立っています。

今回の震災(zāi)によって日本人は強く結(jié)束し、危機感を高めるにいたりました。切迫した課題である被災(zāi)地の再建、東京電力福島第1原発の廃止措置、被災(zāi)地の除染などの取り組み、および日本経済の復(fù)興を前に、私たちは志を1つに、しっかりと対処していくことができると信じています。

「人民網(wǎng)日本語版」2012年3月12日