米國のオバマ大統(tǒng)領(lǐng)と日本の野田佳彥首相は米東部時間4月30日晝にワシントンで會談し、共同聲明を発表した。米日首脳の共同聲明は2006年以來。2009年以降、相対的に冷卻化した両國関係の修復(fù)が目的だ。

共同聲明「未來に向けた共通のビジョン」は総論で「米日同盟はアジア太平洋地域の平和と安全保障の礎(chǔ)である」「アジア太平洋地域と世界の平和、繁栄のため、あらゆる能力を駆使して役割と責(zé)任を果たす」と強(qiáng)調(diào)。安全保障については「両國の防衛(wèi)協(xié)力を一段と強(qiáng)化する」として、具體的には日本の新「防衛(wèi)計(jì)畫の大綱」の下での「動的防衛(wèi)力」の構(gòu)築、沖縄や南西諸島での警戒監(jiān)視活動の強(qiáng)化を挙げたうえで、アジア太平洋地域を重視する米國の新國防戦略にも言及?！该讎韦长螒槁预系乩淼膜摔瑜攴稚ⅳ贰⑦\(yùn)用面でより抗堪性のある兵力態(tài)勢を?qū)g現(xiàn)する」「在日米軍再編計(jì)畫の見直しは、様々な緊急事態(tài)に米日同盟が対応する能力をさらに高める」とした。また「海洋、宇宙、サイバー空間などで協(xié)力を強(qiáng)化する」「全地球測位システムの共同開発を加速する」と強(qiáng)調(diào)した。

経済分野ではアジア太平洋自由貿(mào)易圏（FTAAP）の構(gòu)築、投資と貿(mào)易に関する高い水準(zhǔn)のルールの構(gòu)築を謳った。

時事通信は今回の米日共同聲明について「中國への言及はないものの、安全保障問題に関する內(nèi)容はほとんどが中國をにらんだものだ。1996年の日米安全保障共同宣言は日米同盟を『アジアの安定維持の基礎(chǔ)』と表現(xiàn)した。06年の日米共同聲明は米同時多発テロに言及し、テロとの戦いや地球規(guī)模の課題に向き合う『世界の中の日米同盟』を強(qiáng)調(diào)し、地理的範(fàn)囲を広げた」「6年ぶりとなった今回の日米共同聲明は、中國をにらんだ米國の戦略転換が背景にあり、広範(fàn)な分野で日本との協(xié)力強(qiáng)化を打ち出した。いずれの日米共同聲明も米國の世界戦略の変化を反映していることがわかる」と伝えた。

「人民網(wǎng)日本語版」2012年5月2日