中國では昔から「隣近所と仲良くしたければ、ニワトリやガチョウはあまり飼うな」と言う。ニワトリやガチョウは勝手に隣家に入って餌を食べたり、人をつついたりして、いざこざや衝突の種になるからだ。犬を飼う場合はなおさらのこと、外に出て人を咬むことのないよう、しっかりとつながなければならない。狂犬を放って人を咬ませようものなら、隣人になる気など全くなく、皆を敵に回すつもりなのだろう。(文:唐淳風?商務部研究院研究員。「環(huán)球時報」掲載)
日本人はみな石原慎太郎の個性の狂気じみた、極端な部分を知っている。石原はこれまでいざこざを引き起こし続けてきた。まるで誰かを咬まなければ忘れられ、死んだと思われるかのように、自分がまだ息をしていることを証明するために、度々跳び出てきては無闇に咬みついてみせる。石原は30代からヒステリックに中國を攻撃する道を歩み始め、80歳になる今年まで飽きたらずにわめき続けてきた。石原は毎年靖國神社に參拝し、第2の日本の「アジア進出」を夢見、中國が數(shù)十の小國に分裂するよう呪詛しているうえ、中國から「釣魚島(日本名?尖閣諸島)を守る戦い」を繰り返し鼓吹している。石原は中國だけでなく、米國にも咬みついている。自己宣伝のため、影響力の大きい相手であればすぐ咬みつくのだ。
石原の背後に釣魚島「購入」の茶番を演じるよう指図している人物がいるのかどうか今は不明だ。だが石原が4月16日に釣魚島「購入」構(gòu)想に初めて言及すると、同18日午前にはもう野田佳彥首相が支持を表明した。試しに聞くが、民主黨當局は一體何をしたいのだ?