日本では、伝統(tǒng)産業(yè)の輸出不振が続き、貿(mào)易赤字はまた連続して新記録を更新した。日本政府は懸命に新しい輸出の突破口を模索している。経済産業(yè)省は先日、流行アパレルショッピングモールであるPARCO、ネットショッピング大手の楽天、不動産グループの森ビルなどと連攜し、今年秋から日本のファッションの輸出をアジアを重點(diǎn)に官民一體で全力で推進(jìn)していくと発表した。

読売新聞など報道各社は、経済産業(yè)省が今秋からPARCO、森ビル、トヨタ自動車などと協(xié)力して、日本のファッションモールを海外に「コピー」する計畫を発表した。目下、計畫されているのは、まずシンガポールと臺灣の試験拠點(diǎn)での「シンガポールシブヤ」と「臺灣ハラジュク」だ。ここに、漫畫アニメ関係の店舗やレジャー娯楽施設(shè)、日本の雑貨や飲食店の進(jìn)出をサポートする。

日本の化粧品業(yè)界やファッション雑誌業(yè)界も積極的に反応し、この追い風(fēng)に受けて海外市場展開に意欲を表している。日本のトップ1位と2位の資生堂とカネボウがそれぞれ今年７月と６月、世界規(guī)模でメイクアップコンテストを開催し、日本のスキンケアとメイクアップをプロモーション展開している。カネボウ広報部によれば、現(xiàn)在、中國という急速に販売が成長している市場を中心にアジア業(yè)務(wù)を展開しており、同時にオーストラリア、ニュージーランド、インドへの進(jìn)出も著手し始めているという。

アパレル業(yè)界の大企業(yè)も手ぐすねを引いて待ちかまえており、経産省と楽天が提攜して推進(jìn)する「クール?ジャパン（Cool Japan）」サイトのプラットフォームの利用を計畫、また、中國、サウジアラビアで開催される「東京ファッションウィーク」や、中國、インドネシアなど東南アジア諸國と中東で日本のファッションアパレル及びファブリックなどのプロモーションを行う。

経産省の関係報告書によれば、ファッションの輸出を通じて「世界が共鳴する日本」と「世界が憧れる日本」を構(gòu)築し、日本経済を活性化する。大和総研の川村雄介副理事長は「これまでの日本の輸出は自動車とハイテク製品などが主力だったが、今はさらに海外に向け日本文化の輸出に重點(diǎn)を置き、文化の輸出で日本経済を推進(jìn)していくべきだ」と指摘している。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2012年8月6日