最新データによると、日本の中國(guó)に対する輸出は14%減の大打撃を受けており、輸出全體の伸びを10%引き下げている。もともと冷え込んでいた日本経済をより悪化させていることは間違いない。中國(guó)は米國(guó)を抜いて、日本最大の輸出市場(chǎng)となっているため、中國(guó)との貿(mào)易が落ち込み続ければ、日本が釣魚島問(wèn)題において、さらなる妥協(xié)を見せる可能性も否定できない。
また、「需要が何より重要」という競(jìng)爭(zhēng)の時(shí)代において、中國(guó)という13億の中間所得層を抱える巨大市場(chǎng)は、強(qiáng)い発言力を有しており、競(jìng)爭(zhēng)に勝つために逃げしてはいけない市場(chǎng)である。
河相周夫外務(wù)次官と中國(guó)の上層幹部との水面下の會(huì)談が両國(guó)関係を修復(fù)する糸口となることを日本政府は望んでいると日本のメディアは分析している。今回の會(huì)談は、両國(guó)が妥協(xié)案を検討することにプラスに働く可能性もあると見られる。
中國(guó)現(xiàn)代國(guó)際関係研究院日本研究所の胡継平所長(zhǎng)によると、目下、日本側(cè)も実態(tài)のさらなる悪化は望んでいない。中國(guó)とのコミュニケーションを保っているのは、狀況の緩和を望んでいるからである。中日関係史學(xué)會(huì)常務(wù)理事高海寛氏は「野田內(nèi)閣の根本的な立場(chǎng)が変わることは難しい。そのため、日本のこの一連の動(dòng)きが『相手をごまかす』策である可能性もある。中國(guó)は自國(guó)の立場(chǎng)を堅(jiān)持し、相応しい準(zhǔn)備を整えるべき」だと指摘する。
香港『明報(bào)』は、北京大學(xué)國(guó)際関係學(xué)院教授梁雲(yún)祥氏の発言を引用し、河相外務(wù)次官が秘密裏に中國(guó)を訪れたことと、日本側(cè)の「両國(guó)は各レベルでの接觸を保っている」との意志表明は、中日両國(guó)が関係修復(fù)を諦めていないことを示していると伝えた。
「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)」2012年10月26日