1月29日、日本新聞網が伝えたところによれば、28日、北京に到著した日本の元首相である村山富市氏は、釣魚臺國賓館で中日友好協會の唐家セン會長と會談した。會談では、唐家セン會長が「村山談話」の精神を賛嘆、日本でこの談話を否定する言動が出ていることに遺憾の意を表し、安倍政権の歴史認識などでの右傾化に懸念を示した。

報道によれば唐家セン會長は、安倍首相から最近「村山談話」を否定する発言があったことに觸れ、遺憾の意を表した。これに対し村山元首相は「今でも精神は変わらないし、大事にしていきたい」と応えた。

釣魚島領土問題について唐會長から「対話と協議を通して、うまく解決するための手段を探るのが當面の急務だ」との発言があり、これに村山元首相は賛意を示した。

村山氏の今回の訪中は、中日友好協會の招聘によるもので、自民黨から中谷元副幹事長、公明黨から富田茂之幹事長代理などの國會議員及び北海道日中友好協會の青木雅典氏らが同行している。

「中國網日本語版（チャイナネット）」2013年1月29日

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