挨拶する江田五月先生。巖楯嘉之撮影

挨拶する楊光先生。巖楯嘉之撮影

後楽寮生による舞踴。巖楯嘉之撮影

「日本僑報(bào)」によると、中國最大の祝日、春節(jié)を2月10日に迎えるに先立ち日中友好會(huì)館後楽寮の寮生たちが、2月4日後楽寮寮生委員會(huì)主催の「日中友好會(huì)館後楽寮春節(jié)招待會(huì)」が行われた。

來賓として中華人民共和國駐日本國大使館楊光一等書記官はじめ大使館教育処関係者、華僑総會(huì)関係者、日中友好會(huì)館會(huì)長江田五月民主黨最高顧問他會(huì)館関係者、寮生、寮以外の留學(xué)生、日本人の學(xué)友、日中友好にかかわる団體関係者などおおよそ300人が參加し、寮生たちが演ずるパフォーマンスを楽しんだ。

第1部の會(huì)場は、日中友好會(huì)館大ホールにおいて行われ、開會(huì)の挨拶に立った日中友好會(huì)館江田五月會(huì)長は、中國訪問中起きたエピソードを交えながら両國が仲良くすることの重要性を述べた。つづいて挨拶に立った中國大使館教育処楊光一等書記官は、白剛公使參事官の挨拶を披露した。

その後、寮生たちによる歌、民族舞踴、器楽演奏、ピアノ連弾、ソプラノ獨(dú)唱、合唱「後楽寮歌、上を向いて歩こう」を參加者全員で歌い、春節(jié)を共に祝った。

第2部は、後楽寮食堂に移動(dòng)し、寮のシェフによるすばらしい料理を味わいながら交流を楽しんだ。チベット舞踴を演じた早稲田大學(xué)留學(xué)生黃茜さん、新疆ウイグル舞踴を演じた鳥其坤さんは、記者の為に料理に、飲み物にとホスト、ホステス役を提供してくれた。

皆のお腹が膨らんだ頃、第2部のパフォーマンスが開始された。歌あり、ファッションショーあり、ゲームありと盛りだくさんの演目を演者はもとより観客も童心に帰ったように無邪気に楽しんだ。

よく「陽気なアメリカ人」とアメリカ人は陽気な人種と言われているが、中國の若者がそれ以上に陽気であることに驚きを感じた。演者はみな真剣な顔で他愛のないこと（失禮）でも演じ、その演者の大學(xué)を見ると東大、東工大、學(xué)蕓大、東京蕓大等陽気にはしゃぐこととは縁のない學(xué)生たちばかりの印象を受ける大學(xué)（早稲田大學(xué)はあり得るかも）の生徒が演じることのアンバランスに、おかしさと楽しさを感じた。

この陽気な若者たちが將來本國で、ある者は政界に、ある者は教育界に、またある者は経済界にとそれぞれが各分野で活躍の中心となって行くことであろう。このような日本をよく理解する若者たちの存在が、將來の日中関係に大きな希望をもたらすものと期待する。

それに反し、日本人の學(xué)生はこのように屈託なく楽しむであろうか。何事にも真剣に取り組む姿勢。留學(xué)生たちにこの素晴らしい姿勢を見た。次の世代を背負(fù)う同窓の日本人學(xué)生諸君。この良き留學(xué)生と心の交流を結(jié)び、將來真の友として両國のために太い絆を結(jié)んでもらいたい。（巖楯嘉之?NPO日中交流支援機(jī)構(gòu)事務(wù)局長）

?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)?　2013年2月6日