中國(guó)の大気汚染が日本國(guó)內(nèi)の大気に影響を及ぼす懸念から、環(huán)境省はこのほど大気汚染物質(zhì)PM2.5に特化した対策プランを制定した。下村博文文部科學(xué)相は2月27日のインタビューに応じた際、「日本は中國(guó)都市部の大気汚染管理に力を貸す用意がある。これは日中にとって利益になることだ」と表明した。また日本の各メディアは28日、日本政府が新たな「海洋基本計(jì)畫」を策定し、今後數(shù)年間に渡り海洋資源の開発を強(qiáng)化し、島嶼の情報(bào)収集?警戒態(tài)勢(shì)などを強(qiáng)化することにより海洋安全を保障すると報(bào)じた。共同通信社などの日本メディアは、安倍內(nèi)閣が資源外交を強(qiáng)く推し進(jìn)め、中國(guó)の海洋活動(dòng)に対抗しようとしていると指摘した。

環(huán)境省は、PM2.5のモニタリングを強(qiáng)化するため、日本國(guó)內(nèi)の観測(cè)地點(diǎn)を現(xiàn)在の600ヶ所から1300ヶ所に増加するとした。また中國(guó)政府との緊密な連攜により、大気汚染の対策の面で中國(guó)への技術(shù)支援を強(qiáng)化すると表明した。

日本の政界の一部からは、大気汚染問題に関する中國(guó)への不満の聲があがっている。共同通信社の報(bào)道によると、日本維新の會(huì)の松井一郎幹事長(zhǎng)（大阪府知事）は28日、中國(guó)の大気汚染問題を公の場(chǎng)で非難し、日本政府は「中國(guó)の現(xiàn)狀をいつまでもほうっておくのか」、「中國(guó)政府にもっとモノを言っていくべきだ」と語った。松井幹事長(zhǎng)はまた中國(guó)政府の対応を批判し、「中國(guó)政府は本國(guó)の國(guó)民をどう思っているのか。中國(guó)は高度経済成長(zhǎng)期にあるが、発展と同時(shí)に國(guó)民の健康を守って欲しい」と発言した。

下村文部科學(xué)相は27日、このほどの大気汚染問題について、「東京都は北京の大気汚染対策への協(xié)力意向を示している。日本政府も中國(guó)に力を貸す用意がある。日本には大気品質(zhì)改善の経験と技術(shù)がある。四日市には、大気品質(zhì)改善の技術(shù)センターがあり、これらの技術(shù)を中國(guó)側(cè)に提供できる。これは日中両國(guó)にとって利益となることだ。大気汚染は中國(guó)ばかりか、日本にも害をもたらす。中國(guó)の大気汚染は3月末から4月上旬にかけて、日本に最大の被害をもたらすことが予想されており、中國(guó)側(cè)と早急に合意に達(dá)する必要がある」と表明した。

「中國(guó)網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2013年3月1日