安倍晉三首相は17日の黨首討論で、釣魚島(日本名:尖閣諸島)問題について、「歴史的にも、國際法的に見ても、日本の固有の領土だ」と再び強調した。また、「日本の領海、接続水域では海上保安庁の船が24時間態勢で巡航しており、実効支配、有効支配を確立している」と述べた。
4月17日、中國海軍の蘭州級ミサイル駆逐艦の1號艦「蘭州(艦番號170)」とミサイル護衛艦「衡水(艦番號572)」が、沖縄近海の公海を復航し、中國の釣魚島周辺海域で巡航を行った。日本海上自衛隊はP3C哨戒機と護衛艦を出動し、宮古島付近の海域で、中國の艦船を追跡?監視した。
中國は4月16日に発表した國防白書で、「釣魚島問題において、日本は爭いを巻き起こし、その上、個別の隣國と中國との領土問題や海洋権益に関して、問題を複雑化し、エスカレートさせるような言動を取っている。これに対し、中國は國家主権と領土保全のために、斷固としてあらゆる必要な措置をとる」と強調した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2013年4月18日