本書の表紙

日本僑報社がこのほど刊行した『中國人の心を動かした「日本力」―日本人も知らない感動エピソード―』が好評を博している。

本書は、2013年で第９回を迎えた「中國人の日本語作文コンクール」（日本僑報社?日中交流研究所主催）の受賞作品集。日中関係の対立が深刻化しているにもかかわらず、集まった応募作は、前年比約１割増となる2938本に上った。本書では、その上位に入賞した61編を収録している。厳しい両國関係の下、日本語を?qū)Wび続ける中國の若者たちが、今回のテーマ「感動」に基づいて自らの経験を生き生きと綴っている。

日本の大手全國紙『読売新聞』は、２月17日付書評欄で本書について大きく紹介。最優(yōu)秀賞（日本大使賞）を受賞した李敏さん（北京?國際関係學(xué)院）の作品「カルタ?カンタービレ」やコンクールの內(nèi)容を伝えた上で、日本僑報社の段躍中編集長による「回を重ねるうち、応募作品のレベルがどんどん上がっている。多くの人に読んでもらえれば」とのコメントを報道した。

日本中國友好協(xié)會（東京?西神田）の機(jī)関紙『日中友好新聞』は、連載コラム「日本と仲良く、中國若者の思い―日本語作文集から」として、本書の作品から大要を転載。２月25日號では第17回として、中國醫(yī)科大學(xué)の李渓源さんの作品「キャンドルの光」が紹介された。コラムは今後も作品を抜粋して連載される予定だという。

中國情報サイト「Record China（レコードチャイナ）」は、「日中コラム大集合！同天」コーナーで「中國若者の生の聲」として、日本僑報社が提供する「中國人の日本語作文コンクール」入賞作品を掲載。２月21日付で22回連載されており、アクセス數(shù)も急速に増加している。そのうち第９回コンクールの最優(yōu)秀賞受賞者、李敏さんの作品「カルタ?カンタービレ」は、２月下旬時點(diǎn)で「記事ランキング」の上位に食い込んでいる。

このほか本書は、公益社団法人日本中國友好協(xié)會（東京?神田）や一般財団法人日本中國文化交流協(xié)會の機(jī)関紙でも詳しく報道された。

また日本僑報社には、本書読者からの熱心な便りも屆いている。「お願いした三冊、一冊は私の手元に、一冊は友人に、一冊は南京から來た別の友人にプレゼントします」と計３冊も注文し、愛読しているという東京都內(nèi)の女性からの便りもあった。

大好評発売中の『中國人の心を動かした「日本力」』――。これからもぜひ、ご注目いただきたい。

※第９回「中國人の日本語作文コンクール」最優(yōu)秀賞の李敏さんが副賞の「日本一週間招待」を受けてこのほど來日。外務(wù)省の三ツ矢憲生副大臣、自民黨の高村正彥副総裁らを表敬訪問し、日本理解の大きな成果を上げた。「日本大使賞受賞者」の訪日記録は下記のページに掲載している。

http://duan.jp/jp/vol-9/visit-japan/vol.9-visiter.html

※第10回中國人の日本語作文コンクール募集要項http://duan.jp/jp/2014.htm

?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)?　2014年2月28日