オバマ米大統(tǒng)領(lǐng)は4月下旬、アジアを歴訪する。その最初の訪問先として日本を選んだ。米大統(tǒng)領(lǐng)が國(guó)賓として日本を訪問する１８年ぶり。

この重要日程は本來、日米の確固とした同盟関係を確認(rèn)、強(qiáng)調(diào)するためのものだったが、米政府はオバマ氏の日本滯在期間を1泊２日とする方針を固めていたが、日本政府の再三の要請(qǐng)でしぶしぶ2泊3日の日程を受け入れたところをみると、オバマ氏が今回の訪日で安倍首相との溝をいかにごまかし、安倍首相の靖國(guó)神社參拝によって生じた日米関係の亀裂をいかに修復(fù)するかに日本の世論の関心が集まっており、安倍首相とオバマ氏の知恵も試される。

日米同盟の亀裂

オバマ氏は日韓という軍事同盟國(guó)の関係改善に努めてきたが今のところいい結(jié)果は出ていない。安倍首相は２週間前にオバマ氏の前で、韓國(guó)の樸槿恵大統(tǒng)領(lǐng)に韓國(guó)語(yǔ)で挨拶したが、日韓の慰安婦問題をめぐる対立は改善の兆しがない。

日米は靖國(guó)神社問題をめぐるでゆているほかに、米國(guó)が日本の協(xié)力を期待している集団的自衛(wèi)権やTPP（環(huán)太平洋連攜協(xié)定）も大きな進(jìn)展がない。

オバマ氏の訪日前に和やかな雰囲気をつくるため、安倍政権は先週、超電導(dǎo)リニア新幹線の技術(shù)を米國(guó)に無償提供する方針を固めた。日本が海外に同技術(shù)を無償提供するのは初めてで、安倍首相は経済界やメディアが反応する前にケネディ駐日米國(guó)大使とリニア実験線に試乗し、この決定を発表した。

TPP論爭(zhēng)をめぐる日米両國(guó)の経済利益は現(xiàn)在事務(wù)レベルの協(xié)議段階で行き詰まっている。最終的に日本の自動(dòng)車と米國(guó)の農(nóng)産物が互いに譲歩できるかの問題で、実際には安倍首相とオバマ氏の政治的決意にかかっているが、日米の政治関係の隔たりから、両首脳は態(tài)度を決しかねている。