日本の中谷元防衛相は3日の記者會見で、海自の伊藤弘第4護衛隊群司令(海將補)を、ソマリア沖アデン灣で海賊対策活動を行う多國籍部隊の司令官として、5月末に派遣することを発表した。日本の自衛官が多國籍部隊の司令官になるのはこれが初めてだ。共同通信社が伝えた。
中谷防衛相は、「わが國として國際社會の平和と安定に貢獻していくことができる」と述べた。伊藤氏の任期は7月23日まで。この多國籍部隊の司令官は參加國間で持ち回りで交代している。伊藤氏は英米などの部隊との調整?連絡を擔當。日本はさらに伊藤氏の補佐として10人の海上自衛官を派遣する。
日本政府は2009年より海賊対策活動に參與しており、2013年12月に多國籍部隊の活動に參與した。多國籍部隊から司令官の派遣要請を受け、日本政府は昨年7月に派遣を決定した。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2015年2月4日