中國(guó)と外國(guó)の外交部は26日、韓國(guó)のソウルで第6回中日韓首脳會(huì)議を開(kāi)くと発表した。日本と中韓の領(lǐng)土?歴史問(wèn)題により途絶えていた首脳會(huì)議が再開(kāi)され、中日韓自由貿(mào)易區(qū)の交渉が加速される見(jiàn)通しとなっている。

しかし中韓との首脳會(huì)議に期待を示してきた日本は、この情報(bào)の発表を遅らせている。これは中日韓自由貿(mào)易區(qū)の交渉に対する、日本の冷淡な姿勢(shì)を反映していると分析された。　

共同通信社は27日、「韓國(guó)政府は3カ國(guó)の首脳會(huì)議、同時(shí)に開(kāi)催される日韓首脳會(huì)議に関する日程を宣言する前に、異例にも中國(guó)と同時(shí)に情報(bào)を発表した。日韓は慰安婦問(wèn)題などで譲歩しておらず、二國(guó)間首脳會(huì)議が開(kāi)かれるかについては発表できなかった。日本政府內(nèi)では、韓國(guó)が26日に11月2日に韓日首脳會(huì)談を開(kāi)くと発表したことには、日本側(cè)に反応を迫る意図があったという懸念の聲が広がっている」と報(bào)じた。

中韓は中日韓自由貿(mào)易協(xié)定（FTA）の締結(jié)を積極的に推進(jìn)しているが、日本は消極的だ。日韓両國(guó)の経済界を代表する機(jī)構(gòu)、日本経団連と韓國(guó)全経連は26日に東京で開(kāi)かれた會(huì)議で共同聲明を発表し、韓國(guó)のTPP早期加入は両國(guó)関係の深化を促すと表明した。しかし中日韓自由貿(mào)易區(qū)については言及されなかった。

東京大學(xué)國(guó)際政治學(xué)教授、國(guó)際協(xié)力機(jī)構(gòu)前理事長(zhǎng)の田中明彥氏は、読売新聞の記事の中で、「予定されている日中韓首脳會(huì)談を手始めに、アジア太平洋経済協(xié)力會(huì)議（APEC）首脳會(huì)議、東南アジア諸國(guó)連合（ASEAN）首脳會(huì)議などが控えている。これらの外交活動(dòng)は、安倍首相の歴史認(rèn)識(shí)問(wèn)題による緊張を和らげる。また日本がTPPに加入することで、安倍首相はアジアの外交で有利な立場(chǎng)となる」と記した。田中氏は、「中日韓FTAの早期締結(jié)が望ましい。日本は間もなく開(kāi)かれるAPEC、ASEAN、東アジアサミットでリーダーシップを発揮できる」としたが、「しかし安倍首相は歴史問(wèn)題で、中韓にいかなる譲歩をする必要もない。中韓の首脳が、安倍首相と會(huì)う必要があると判斷するのを靜観すれば良い。3カ國(guó)の首脳會(huì)議は、日本の忍耐が奏功したことを示している」との観點(diǎn)を示した。

「中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版（チャイナネット）」2015年10月28日