米大統領選で人気を集めているドナルド?トランプ候補は、再び大膽な発言をした。今回やり玉に挙がったのは、韓國と日本の駐留米軍の軍事費問題だ。韓國メディアは5日、「トランプ氏はメディアのインタビューに応じた際に、韓國と日本は駐留米軍のすべての費用を100%負擔しなければならず、さもなければ米軍は撤退する可能性があると述べた」と報じた。
トランプ氏はCNNのインタビューで、このように発言した。トランプ氏は、「米國の同盟國が駐留米軍の経費負擔を拡大できなければ、米國は自國を自ら守らせるしかない」と述べた。
トランプ氏は、韓國が在韓米軍の経費の約5割を負擔しているという記者の質問を打ち切り、「なぜ100%ではないのか?」と応じた。
韓國や日本などの同盟國は、駐留米軍の経費を「全額負擔」すべきかという質問に対しては、「彼らは當然、(米軍の)すべての費用を負擔しなければならない。なぜ我々がこの経費を負擔しなければならないのか?」と回答。トランプ氏はまた、「各國が負擔拡大に応じなければ、米國は現地から出て行く、つまり軍を撤退させるべきだ」と述べた。
トランプ氏は、「彼らが適切に我々に配慮し、十分に尊重できなければ、その後には何が起こるだろうか?これは簡単だ、彼らは自國を自ら守らなければならない」と話した。
トランプ氏はこれまで類似する発言をしており、日本や韓國などが米國の安全保障に「ただ乗り」していると批判し、各國に負擔拡大を求めていた。しかしトランプ氏が「全額負擔」に言及するのは今回が初。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2016年5月9日