日本の林芳正文部科學(xué)相が率いる日中友好議員連盟代表団が3日に北京入りし、3日間（3?5日）の訪中日程を開始した。中國の栗戦書?全國人民代表大會常務(wù)委員長が人民大會堂で3日、林氏ら一行と會談した。毎日新聞は「李克強総理の8日の訪日を前に、関係改善の流れを発展させることで雙方が一致した」と伝えた。

　在中國日本國大使館は3日夜に記者會見を開き、林氏が會談の詳細な狀況を紹介した。日本側(cè)の紹介によると、栗氏との會談は通常の1時間を超え、1時間50分続いた。林氏は「會談の機會は得難いもので、中國側(cè)からもうそろそろと言われ終了した。これにより日本大使館での記者會見が1時間弱遅れた」と述べた。林氏によると、會談は「長時間」「広範」かつ「和やかなムード」で、日本側(cè)は「一帯一路」（シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード）への積極的な態(tài)度を再び表明し、協(xié)力の意向を申し出たという。

　林氏によると、栗氏は會談中「我々は歴史を銘記するが、これは憎しみを抱き続けるためではない。日本も歴史を銘記し、教訓(xùn)を汲み取り、歴史の二の舞いを回避するべきだ。雙方は客観的かつ理性的に相手國の発展を見據(jù)え、中日は共に脅威とならず協(xié)力パートナーになるという政治的共通認識を?qū)g行に移し、歴史を鑑とし未來を見據(jù)え、中日関係を正常な軌道に戻すべきだ。日本側(cè)が一帯一路の建設(shè)に參與し、協(xié)力とウィンウィンの実現(xiàn)に向け努力することを歓迎する」と述べた。

　林氏は「日中関係は最も重要な二國間関係の一つだ。今後もアジア2大國の戦略的協(xié)力関係の発展を継続し、責任を持ち東アジア全體に貢獻する。雙方は今後、中國全人代代表と日本の議員間の交流を掘り下げ、強化する。日本側(cè)は青年訪中団の派遣を検討する」と述べた。間もなく開催される中日韓首脳會議について、日本側(cè)は李克強総理の訪日により、日中関係が「順風満帆」になることに期待すると表明した。

　今回訪中した「日中友好議連」のメンバーには、自民黨の高村正彥副総裁、元外相の岡田克也衆(zhòng)議院議員が含まれる。毎日新聞によると、日本政府は李総理を厚遇し、中日首脳の相互訪問の実現(xiàn)を目指す。日本メディアは3日、日中両國政府が金融危機の際に円と人民元を相互に融通する通貨スワップ協(xié)定を早期再開する可能性があり、両國首脳が本件について合意に至る見通しと伝えた。これは外交関係の悪化により中斷していた両國間の金融協(xié)力の強化を意図するものであり、両國関係の改善を推進する動きと言える。

　共同通信は3日、政府筋の話として「中日雙方は首脳による4日午後の電話會談に向け調(diào)整中だ。日中韓首脳會議が開催される9日までに、雙方は朝鮮問題を中心に調(diào)整するものと見られる」と伝えた。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2018年5月4日