研究機関が発表した最新の「アジアのブランド上位500」で、ブランドランクイン數(shù)トップ3は中國、日本、韓國となった。

　ブランド1位は日本のトヨタ自動車で、2位は中國國家電網(wǎng)、3位は中國工商銀行。続いてハイアール、ホンダ、騰訊、サムスン、ファーウェイ、中國人壽、中國石油がトップ10入りした。世界ブランド実験室（World Brand Lab）がまとめた2019年版「アジアのブランド上位500」は27日に香港で発表された。

　今年ランクインしたブランドは22の國と地域に及ぶ。中國（香港?マカオ?臺灣地區(qū)を含む）は212社でランクイン數(shù)は1位となった。中國大陸から155社がランクイン。2位は日本で138社、3位は韓國で49社だった。

　業(yè)種別で見ると、40の業(yè)種に及ぶ。うち金融業(yè)が最多で62社。2位から5位はマスコミ（52社）、食品?飲料（43社）、IT（42社）、電子機器（27社）。中國からはファーウェイ、ハイアール、五糧液、南方電網(wǎng)、北大荒、青島ビール、聖象、恒力、CCD鄭中設(shè)計などが上位にランクイン。世界ブランド実験室は、米國と比べて、アジア諸國の科學技術(shù)ブランドは比較的弱いと分析した。

　発表會に出席したオックスフォード大學サイード?ビジネス?スクールのスティーヴン?ウールガ教授は、「世界貿(mào)易が複雑な中、中國は技術(shù)とブランドの2路線を進む必要がある。今後10年、中國経済の質(zhì)の高い発展を判斷する主な指標は、世界クラスのブランドが勢いよく現(xiàn)れたかどうかである。しかし、世界クラスのブランドは簡単に生まれるものではない」と述べた。

　歐州のINSEADのジェーン?クルード?ラリッチ教授は、貿(mào)易、為替レート、質(zhì)などの要素はアジアのブランドの世界市場における評価に影響しているとの見解を示した。ブランドが潛在的なマイナスの外部行為から影響を受けるのを防ぐため、ブランドは社會目的を強調(diào)して魅力を高めることができる。「目的」とはブランドが消費者の生活をどのように改善し、コミュニティに奉仕し、世界をより素晴らしくするかなどである。消費者は真実性と誠実性を重視するようになり、ブランドがどのように目的を伝えるかだけでなく、真実をどのように貫くかも重要になる。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2019年9月1日