新型コロナウイルスによる肺炎への対策に努めている中國を応援するため、日中友好文化交流促進協會の副會長を務める音楽家の谷村新司氏は14日、ビデオメッセージを寄せました。「今この時を一緒に乗り越えよう」と語り、「中國がんばれ!武漢がんばれ!」とエールを送りました。
50年以上にわたる音楽人生を歩んできた谷村新司氏は、長年にわたって音楽を架け橋に中日両國の國民へ友好を伝えることに盡力しています。これまでに北京や上海でのコンサート開催のほか、上海音楽學院で教鞭を執るなど中國で精力的な活動を展開しています。そして、「昴(すばる)」をはじめとする數々の代表作で日本のみならず中國のファンたちにも感動を與え、國を越えて幅広い年齢層から愛され続けています。かつて2003年にはSARSが中國で蔓延したことを受け、大阪で中國を支援するためのチャリティコンサートを開催。コンサート収益金の一部に一般から募った義援金を合わせて、中國側に寄付しました。
「中國國際放送局日本語版」2020年2月15日