外交部の趙立堅(jiān)報(bào)道官は23日の定例記者會(huì)見(jiàn)で、釣魚(yú)島に関する日本の岸信夫防衛(wèi)相の誤った言論を批判し、「無(wú)責(zé)任極まる発言だ」と訴えました。

　岸防衛(wèi)相は22日夜、自民黨議員の會(huì)合で講演し、中國(guó)側(cè)の釣魚(yú)島周辺海域での活動(dòng)について、「目立たないところで1歩ずつ侵略する」と妄言し、臺(tái)灣問(wèn)題についても誤った言論を行いました。

　これに関する記者からの質(zhì)問(wèn)に答えた際、趙報(bào)道官は「このような當(dāng)局者がいて世論をミスリードしている。これで日本國(guó)民は中國(guó)の発展を客観的かつ理性的に見(jiàn)られるのか、中日関係に自信を持てるのか」との懸念を示しました。

　趙報(bào)道官は「中國(guó)は一貫して平和発展の道を歩み、防御的な國(guó)防政策を斷固堅(jiān)持している。習(xí)近平國(guó)家主席はこのほど、ボアオ?アジアフォーラム2021年年次総會(huì)の開(kāi)幕式での講演で、中國(guó)は引き続き世界平和の建設(shè)者、グローバル発展の貢獻(xiàn)者、國(guó)際秩序の維持者であり、どの程度まで発展しても永遠(yuǎn)に覇権を唱えず、拡張せず、勢(shì)力範(fàn)囲の拡大を図らず、軍備競(jìng)爭(zhēng)を行わないと重ねて表明した。日本側(cè)はしっかりとこれに耳を傾け、世論をミスリードすることをやめてほしい」と語(yǔ)りました。

　趙報(bào)道官はまた、「釣魚(yú)島とその付屬島嶼は中國(guó)の固有領(lǐng)土であり、中國(guó)側(cè)の釣魚(yú)島海域での巡航は自國(guó)の権限の行使である」と強(qiáng)調(diào)しました。また、臺(tái)灣問(wèn)題については「まったく中國(guó)の內(nèi)務(wù)事務(wù)であり、いかなる外國(guó)のいかなるやり方による干渉も許さない」と述べました。

　趙報(bào)道官はさらに、「近代日本はアジアで侵略拡張を図り、中國(guó)を含む周辺諸國(guó)の人々に甚大な被害をもたらした。今日に至っても、日本側(cè)は誠(chéng)実に侵略の歴史を正視せず、反省もせずに侵略の歴史を否認(rèn)したり美化したりするような茶番に勵(lì)んでいる。しっかりと反省して中國(guó)に対する中傷をいち早くやめて、誤った道へ進(jìn)まないようにしてほしい」と勧告しました。（Lin、謙）

　「中國(guó)國(guó)際放送局　日本語(yǔ)部」より　2021年4月24日