今年の上半期、世界の主要経済大國(guó)では力強(qiáng)い回復(fù)が見(jiàn)られた。しかし世界第3位の経済力を持つ日本の経済は、力強(qiáng)さに乏しい。足元では新型コロナウイルスの感染狀況がリバウンド傾向にあり、日本経済が下半期に回復(fù)するにあたって最大のリスクとなっている。
世界銀行が6月に発表した「世界経済見(jiàn)通し」レポートは、今年の世界経済成長(zhǎng)率を上方修正し5.6%とした。しかし日本の経済成長(zhǎng)率は予測(cè)を2.9%にとどめた。
6月21日に東京都や大阪府などの緊急事態(tài)宣言を解除して以降、日本各地で新型コロナウイルス感染者數(shù)が増加に転じている。東京オリンピックが今月に開(kāi)催予定だが、東京オリンピック組織委員會(huì)によると、海外から訪れる観戦者の入國(guó)を禁止するとはいえ、大會(huì)開(kāi)催期間にはアスリートなどオリンピック関係者を含む5萬(wàn)人が訪日する見(jiàn)込みだ。感染者數(shù)の増加具合によっては、日本政府はふたたび緊急事態(tài)宣言の発出を迫られかねず、日本各界の最大の憂慮となっている。
今年の第1四半期、日本の三大経済圏で相次いで緊急事態(tài)宣言が発出された結(jié)果、日本のGDPは前年同期比でマイナス1.0%となった。內(nèi)外需をそれぞれ0.8ポイント、0.2ポイント押し下げた。
海外の主要市場(chǎng)の力強(qiáng)い回復(fù)を受け、外需が日本の経済回復(fù)の大きな支えとなっている。日本の輸出は5月に前年同期比で49.6%増。3か月連続の増加だ。対中國(guó)輸出では11か月連続で増加。対アメリカ輸出と対EU輸出でも3か月連続の増加となった。