日本の東京電力はこのほど、福島第一原発の核汚水処理設備のフィルターに広く破損が生じ、25カ所中24カ所で破損していたと発表した。2019年にも類似する問題が生じていたが、東電は當時その原因を分析し対策を打ち出さず、フィルターを交換して運転を続けた。日本の原子力規制委員會は13日、東電を厳しく批判した。
報道によると、東電はフィルター破損の環境への影響を確認していないが、放射性物質が建築物內に流出した可能性を否定できないという。
原子力規制委員會の13日の會議で、伴信彥委員は「フィルター破損の問題のほか、最も根本的なのは東電の態度だ」と述べた。また東電の管理態度を強く批判した。
東電はこれについて、原因を分析し根本的な対策を検討すると表明した。「2年前に原因究明し対策を講じていれば起きなかったので反省しなければならない」
「中國網日本語版(チャイナネット)」2021年9月15日