寫真はCFPより
日本の皇嗣、秋篠宮文仁親王の長女の眞子さんが現地時間26日午前、小室圭さんと正式に結婚した。これは眞子さんが正式に皇籍を離脫し、一般人になることを意味する。眞子さんはすでに秋篠宮邸を離れている。
結婚式も一時金もなし
小室さんは今年9月末に3年ぶりに帰國した。2週間の隔離を終え、ついに婚約者と會った。この結婚に対する民間の態度がさまざまであることから、この若い夫婦は盛大な結婚式を執り行わない。
日本の宮內庁も、2人は結婚式などの結婚関連の儀式を執り行わないと発表した。宮內庁の発表によると、眞子さんは1億5000萬円の一時金の受け取りを自ら拒否した。これは戦後日本の女性皇族の中では初のケースだ。
皇室の結婚、「異例」を重ねる
「毎日新聞」によると、眞子さんの結婚後の日本の皇室は男性5人、女性12人の計17人となる。
日本の皇室內で現在、皇位継承権を持つのは3人のみ。皇位継承順位1位は秋篠宮文仁親王で、2位はその長男の悠仁氏。上皇の弟の常陸宮正仁親王はすでに86歳。天皇の孫の世代で唯一の男性である悠仁氏(15)は、日本の皇室の「伝承の重責」を擔っていると言える。
戦後日本の皇室の民間との結婚は珍しくない。明仁上皇の妻の美智子氏は、日本の史上初の一般人出身の皇后だ。日本の多くの女性皇族も近年、一般人と結婚している。
明仁上皇の長女の清子さんは2005年に公務員と結婚した。その後、姪の典子さんが神職の息子と結婚した。2人は結婚により皇籍離脫した。
共同通信社によると、日本の皇族による「異例」の結婚が続き、憲法に基づく象徴天皇制などの意義が再び問われている。