侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀(jì)念館（南京大虐殺紀(jì)念館）が発表した情報(bào)によると、記念館はこのほど新たに35點(diǎn)（セット）の史料を寄贈(zèng)された。12月1日までの年內(nèi)に新たに追加された収蔵品は952點(diǎn)（セット）。

　中國侵略戦爭期間に日本軍が撮影したネガフィルムも極めて高い価値を持つ。江蘇省社會(huì)科學(xué)院南京大虐殺研究センター長の王衛(wèi)星氏は、「ネガは計(jì)302枚で、日本軍による南京占領(lǐng)後の霊谷寺や挹江門といった南京の一部の風(fēng)景が記録されている。これらはいずれも日本軍が撮影した最初の資料だ。うち一部の寫真は珍しく、重要な歴史文獻(xiàn)価値と展示価値を持つ」と述べた。

　80年代の建設(shè)以降、侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀(jì)念館は計(jì)6000點(diǎn)以上の國家貴重文物を収蔵している。うち1級(jí)文物は300點(diǎn)余りで、出土?発掘されたもの、民間から集められたもの、社會(huì)から寄贈(zèng)されたものなどがある。記念館の収蔵品のうち最も代表的なのは、中山埠頭集団虐殺遺跡から出土した南京大虐殺の犠牲者の遺物、米國人のジョン?マギー牧師が南京大虐殺?暴行を撮影する際に使ったカメラとフィルム、南京國防部日本戦犯審判軍事裁判所の石美瑜裁判長が保管していた戦犯の谷壽夫や向井敏明らの死刑判決の草稿、中國遠(yuǎn)征軍抗戦老兵の梅樹淇が1942年に記した戦場日記などだ。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2021年12月13日