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szmolu.com |21. 08. 2022 |
“日本留學”を撮った李亙監(jiān)督「より多くの中國映畫を見てほしい」
中國の若手映畫監(jiān)督である李亙(リー?ゲン)さんは、北京語言大學で日本語を?qū)Wんだ後、北京電影學院で映畫監(jiān)督の修士課程を卒業(yè)しました。李亙監(jiān)督は2007年に日本に1年間留學した経験があります。自らの日本留學の経験をもとに制作されたのが、デビュー作『如果有一天我將會離開你(Before Next Spring)』です。
作品の舞臺は、監(jiān)督自身が留學した神奈川県相模原市淵野辺で、留學生の異國での生活に焦點を當てています。わずか1年のごく普通の日常から、大切な人間味や、人と人との溫かいつながりが感じ取れるものとすることを作品の趣旨としています。
同作品は第11回(2021年)北京國際映畫祭のコンペティション部門「天壇賞」にノミネートされ、今年3月14日に中國で一般公開されました。
ーー日本語を?qū)Wんだきっかけ
北京語言大學は、當時の私の能力で受かることのできた一番良い大學です。當時の考え方はとても単純で、ただ一番良い學校に入れればよかったのです。將來何をするかは、あまり考えていませんでした。それに、私が受験した年は、(日本語など)少數(shù)言語の志望者が多くはなく、競爭率が低いと思って、(日本語を)選びました。それも運命かもしれませんね。
ーー大學院で映畫監(jiān)督を?qū)煿イ筏坷碛?/strong>
大學を卒業(yè)後、偶然チャンスがあって、ある映畫の撮影チームで研修しました。深センに3カ月滯在しました。夜中のロケがありました。午前3時過ぎ、車に乗って、深センのある橋を渡るシーンでした。私たちスタッフはトラックの荷臺にギュッと詰まって撮影していました。深センのすこし濕った風に吹かれて、夜空の星と街燈を眺めながら、とても心が熱くなることをやっているのだと思いました。大変なこともありますが、本気でやってみたいので、監(jiān)督の勉強をしようと思いました。日本語ができるので東京に留學に行き、そして、この映畫の制作に至りました。すべてが不思議とつながっています。なので日本語を勉強したのも運命だと思います。そうでなければ監(jiān)督になるための準備もありませんでした。
ーー日本の第一印象
私が留學に行ったのは淵野辺という少し外れにあるところで、著いたのは夜でした。マクドナルドとコンビニの明かり以外、外は真っ暗で、想像していたのとはまったく違いました。でも、次の朝、目が覚めれば風景が変わるだろうと思いましたが、変わりませんでした。そこが、私が勉強し生活していた場所です。皆さんが考えている東京のようなにぎやかな場所ではありませんでした。