米日印豪の首脳は米現(xiàn)地時間21、22日に「クアッド首脳會合」を開いた。ブリンケン米國務(wù)長官はその冒頭、1つ目の議題「中國」を発表した。

西側(cè)メディアはこれまで、會合は「高圧的な中國に対応」と聲を張り上げていたが、ドアを閉じ「中國の脅威」と「インド太平洋の危機」の喧伝を続けるだけで、クアッドは新たに実質(zhì)的なモノを出していない。いわゆる沿岸警備隊の任務(wù)を共同で実施するとは、長く計畫されてきたことだ。クアッドが対外的に宣伝する地域の「自由と開放」への貢獻については、空虛で雲(yún)をつかむようなものだ。

クアッドのうち3カ國が選挙を迎えていることから、今回の會合は4カ國の現(xiàn)職の首脳による最後の會合になる。米政府は當然ながらこの時期に政治的レガシーを殘したがっており、その他の3カ國も米國に追隨し社交辭令を述べたと分析されている。ところが「Nikkei Asia」を含む多くの海外メディアは、4カ國が今後も関連枠組み內(nèi)で緊密な連攜を維持できるかは懸案事項で、「喧伝ではクアッドの生存の危機を隠せない」と指摘した。

クアッドは「インド太平洋戦略」を象徴する事業(yè)で、米國が「再開」を主導してから3年になる。ところが「世界的な挑戦」に対応するため発足した6つのワーキンググループはほとんど具體的な進展を手にしておらず、対話は方向性を見失ったかのようだ。これは考えるまでもない、極めて正常なことだ。地域內(nèi)で安全面で中國を抑制し、経済面で中國を排除しようとする小グループは、口先で「自由で開かれたインド太平洋を構(gòu)築」と調(diào)子のいいことを唱えながら、地域事業(yè)に亂暴に干渉している。これは時代の流れに逆らい、地域諸國の願いにも背いている。

クアッドの現(xiàn)況は、米國による近年の中國周辺における排他的な「小グループ」の寄せ集めの縮図だ。西側(cè)、特に米國メディアはクアッドの発展が米國の予想に及ばなかったのは、インドの「獨立と自主」のせいとしている。インドが常に米國との関係を利用し自國の利益を手にし、この「戦略的同盟」の概念を破壊したというのだ。実際に米國を含む4カ國のうち、中國を向く際に現(xiàn)実的な國益を考えない國はあるだろうか。実際に中國とのデカップリングや中國排除ができている國はあるだろうか。中國は地域內(nèi)の圧倒的多數(shù)の國の主な貿(mào)易パートナーであり、中國はまた地域の平和?安定の主な貢獻者でもある。中國不在で安全や発展を語っても、それは何ら実質(zhì)的意義を生まない空論でしかない。ましてや人為的に緊張をこしらえ、中國との対抗を煽っても人心を得ることはない。

米國は平和と協(xié)力というアジア太平洋の大きな流れに一日も早く戻るべきだ。米國は「新冷戦」を求めず、同盟関係の強化により中國に反対することを求めないと早くから約束している。米國が言行一致するか、中國だけでなく國際社會も見ている。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2024年9月23日